東京のバス運転士に「60人の外国人」採用! 日本語もバッチリ!? 京王バスでデビューへ

AI台頭「SaaSの死」は本当か?

京王バスで「特定技能」制度による外国人運転士がデビューします。

「特定技能」でネパール・インドネシアから60人採用へ

 京王バスは2026年7月22日、同社で初めて「特定技能」制度によるバス運転士が大型二種免許を取得し、単独乗務に向けた路線の習熟を行っていると発表しました。

 今回対象となるのは、在留資格「特定技能『自動車運送業(バス)』」を持つ社員です。採用はネパールとインドネシアの2か国が対象で、入社予定人数は合計60人。現時点で8人が入社済み、52人が内定しています。

 この取り組みの背景には、2024年3月から特定技能の対象分野に「自動車運送業」が追加されたことがあります。これを受け、京王バスは同年より海外からバス運転士の採用活動を進めていました。

 単独乗務までには、入国以降600時間を超える座学・運転訓練・日本語教育が実施されます。この中には、約1~2か月の期間で日本の運転免許(大型二種免許)を取得する研修も含まれます。同社のカリキュラムでは、免許取得後も約2か月間の教育期間が用意されており、これを修了して初めて単独乗務にあたります。

 乗務の際に課題となる日本語のレベルについても、一定の基準が設けられています。単独乗務にあたるには、日本語能力検定「N3(B1)」の合格が条件です。これは「日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる」能力を保証するもので、職場や日常会話でのコミュニケーションが可能な指標となります。

 京王バスは今後の⽅針について、「今後も、国内・国外共に積極的な人財採用を継続実施することで、企業理念に掲げている『輸送の安全の確保』を最優先に、安心・快適なサービスを提供し、お客様から『信頼』を得られる企業を目指してまいります」としています。