10%代替関税、24日失効=近く新関税公表―米

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 【ワシントン時事】トランプ米政権による全世界一律10%の代替関税が24日、期限切れとなる。グリア米通商代表部(USTR)代表は22日、不十分な強制労働対策を理由とする通商法301条に基づく新たな関税の最終措置を23日にも公表すると明らかにした。6月に示した案では、対日関税を12.5%に設定していた。
 グリア氏は上院財政委員会公聴会の冒頭声明で「早ければ23日にも、強制労働品への対処不足に関する301条調査について、最終措置を公表する予定だ」と述べた。
 通商法122条に基づく代替関税は、相互関税の停止に伴い2月24日に発動された。150日間の時限措置で、USTRは3月以降、301条関税に切り替えるための調査を急いできた。
 このうち、強制労働で製造された品目の輸入対策の不備を問題視し、60カ国・地域に最大12.5%の関税を課す案を6月に公表。日本を含む46カ国・地域は対策が不十分として12.5%、輸入禁止措置を導入する欧州連合(EU)などは10%とした。
 日本やEUとは貿易交渉の結果、相互関税の上限を15%とすることで折り合った。グリア氏は新たな関税でもこの合意内容を重視する考えで、軽減措置が認められる可能性がある。英紙フィナンシャル・タイムズによると、10%関税の期限が迫る中、米高官らは水面下でトランプ大統領に合意を尊重するよう働き掛けているという。 
〔写真説明〕米上院財政委員会の公聴会で証言するグリア米通商代表部(USTR)代表=22日、ワシントン(AFP時事)