日本代表の前に立ちはだかった“王国”の8番、北中米W杯アシストランキング首位浮上…ペレ氏追随のペースに

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 ブラジル代表は現地時間29日、FIFAワールドカップ2026・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)で日本代表を2-1で破った。同試合、FWガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル/イングランド)が奪った決勝ゴールをアシストしたMFブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル/イングランド)が、FIFAワールドカップ2026のアシストランキングで首位に浮上した。

 試合は29分、日本代表MF佐野海舟(マインツ/ドイツ)がピッチ中央付近のインターセプトから自ら持ち運び、狙い澄ましたミドルシュートを突き刺す。日本代表が1点をリードして後半へ折り返したが、ここからブラジル代表が猛攻を開始する。

 56分、MFカゼミーロ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)のヘディングシュートで日本代表ゴールをこじ開ける。以降はGK鈴木彩艶(パルマ・カルチョ/イタリア)の壁を破れなかったが、延長戦突入も考えられた90+5分、ブラジル代表が敵陣でのボール奪取から2次攻撃を繰り出すと、ギマランイスの中央を破るパスをマルティネッリが沈め、ブラジル代表が2-1で勝利。優勝を掲げた日本代表の夢を打ち砕き、ブラジル代表がラウンド16へ駒を進めた。

 FIFA(国際サッカー連盟)の公式データによると、ギマランイスはこの1アシストで今大会の通算アシスト数を4に乗せた。同試合の前までは、フランス代表FWミカエル・オリーズ(バイエルン/ドイツ)、スウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク(リヴァプール/イングランド)と並んでいたものの、ラウンド16の試合を経て、アシストランキングの首位に躍り出た。

 加えて、データサイト『Opta』によると、ブラジル代表の選手がワールドカップで4アシスト以上を記録するのは、同社が詳細なデータ収集を開始した1966年イングランド大会以降で、史上2人目だという。過去には1970年のメキシコ大会で、ペレ氏が6アシストを記録し、“セレソン”を3度目の優勝へ導いた。しかしながら、同大会を最後に、ブラジル代表で4アシスト以上を記録する選手は現れていなかったようだ。

 日本代表を破ったブラジル代表は、現地時間5日に控えたラウンド16で、コートジボワール代表vsノルウェー代表の勝者と対戦する。このままブラジル代表が勝ち進み、ギマランイスがゴールをお膳立てするシーンが続けば、今大会の中で“サッカーの王様”のアシスト記録に肩を並べる可能性もある。

【ハイライト動画】日本代表、北中米W杯の戦いはベスト32で終了