日本有数の「歴史がありすぎる国道」の“酷道”区間が一部解消!バイパス7月開通

所得「1億円の壁」問題とは?

日本でもかなり歴史の古い「国道166号」の一部にバイパスが開通します。

松阪の奥の奥が改良へ

 三重県は2026年6月23日、国道166号の松阪市内の一部区間でバイパスが開通すると発表しました。

 バイパスができるのは櫛田川の上流、松阪市飯高町の「七日市工区」1.0kmです。杢原集落内を通過する幅員4mの狭隘区間を回避する幅員12.5m、2車線の両側に歩道を設けた新道が開通します。

 なお、ここより南側の区間でもすでに2.1kmのバイパスが開通しており、県道569号蓮峡(はちすきょう)線のバイパスという位置づけで供用されています。今回の七日市工区も同様です。

 国道166号は大阪の羽曳野市から紀伊半島を横断して三重県松阪市の国道42号へ至る道で、大阪から奈良にかけては、飛鳥時代に整備された「竹ノ内街道」と呼ばれる官道が前身のため「日本最古の国道」とも呼ばれます。奈良から三重の櫛田川沿い区間も、江戸時代に紀州藩の飛び地だった松阪と和歌山を結ぶ「和歌山街道」にあたる歴史ある区間です。

 竹ノ内街道の区間は古くからの集落を進むため、極めて狭隘な道が続く「都市型酷道」とも呼べる様相ですが、三重県では奈良県境の高見峠を克服した「高見トンネル」などをはじめ、順次改良が進められてきました。それでも、今回の七日市工区のような集落内の狭隘区間が残っており、ここ以外でもさらなる改良が進められています。