開催国カナダがエウスタキオの劇的後半AT弾で南アフリカ撃破!…初のノックアウトステージ勝利でラウンド16進出

所得「1億円の壁」問題とは?

 FIFAワールドカップ2026・ラウンド32が28日に行われ、南アフリカ代表とカナダ代表が対戦した。

 グループAで開催国メキシコに次ぐ2位で初の決勝トーナメント進出を決めた南アフリカ。これに対して、開催国のカナダはスイスに次ぐ2位で同じく初の決勝トーナメントに駒を進めた。

 今大会のノックアウトステージ初戦は緊迫感のある立ち上がりに。カナダがボールの主導権を握ったが、開始6分にはテボホ・モコエナの枠を捉えたミドルシュートで南アフリカが両チームを通じて最初のシュートを記録した。

 互いに相手の出方を確認した後、試合は徐々に膠着状態に陥る。南アフリカがボール保持率を高めていくなか、互いにロングカウンターの形からボックス内へ侵入するシーンを作り出していくが、最後の局面で身体を張る相手守備を上回ることはできず。散発的にシュートシーンはあるものの、決定機には至らない。

 前半終了間際の44分にはカナダに続けて決定機。左CKの場面でゴール前のモイーズ・ボンビトのヘディングシュート、タジョン・ブキャナンの右足シュートでゴールに迫ったが、決死のゴールカバーとGKの好守に阻まれた。

 ゴールレスで折り返した後半も試合展開に大きな変化はなし。それでも、カナダが徐々に攻勢を強めていくと、66分にビッグチャンス。

 ロングカウンターからタニ・オルワセイがスピードを活かしてボックス内へ抜け出すが、GKとの1対1でビッグセーブに遭う。さらに、こぼれにジョナサン・デイヴィッドが反応したが、その手前で相手DFの決死のクリアに遭い、後半最初のビッグチャンスを逃した。

 完全にペースは握ったもののゴールが遠いカナダは切り札のアルフォンソ・デイヴィスらをピッチに送り込み、90分での勝利を目指していく。だが、再三の決定機もあと一歩でゴールへつながらず。

 後半最終盤はかなりオープンな展開となったものの、時計を進める南アフリカの戦い方もあって延長戦突入も予期されたが、この土壇場でホスト国がゴールをこじ開ける。

 後半アディショナルタイム2分、右サイドからのクロスのこぼれ球に反応したスティーヴン・エウスタキオがペナルティアーク付近での胸トラップから抑えの利いた右足ミドルシュートをゴール左下隅へ突き刺した。

 そして、拮抗した一戦を制し初のノックアウトステージ勝利を挙げたカナダは、オランダ代表vsモロッコ代表の勝者とラウンド16で対戦する。

【スコア】
南アフリカ代表 0-1 カナダ代表

【得点者】
0-1 90分+2 スティーヴン・エウスタキオ(カナダ代表)

【動画】カナダの猛攻に対する南アフリカの再三の好守