FIFAワールドカップ2026・グループI最終節が現地時間26日に行われ、ノルウェー代表とフランス代表が対戦した。
グループIでは、既に決勝トーナメント進出を決めたチーム同士の、注目の首位決定戦が開催。ここまで2連勝と好スタートを切っているノルウェー代表とフランス代表が相まみえた。
試合は序盤の7分に動く。ピッチ中央でルーズボールを拾ったキリアン・エンバペが右サイドのスペースへスルーパスを送ると、反応したウスマン・デンベレは、カットインを匂わせてからの縦突破を選択し、右足で強烈なシュートを突き刺す。フランス代表が先制した。
続く20分には、またもエンバペのパスを受けたデンベレが、今度はカットインから左足で狙い澄ました一撃を叩き込む。フランス代表が早々と2点のリードを手にしたが、直後の21分には、ノルウェー代表が左サイドから攻撃に移り、セロ・アースガードが右足でシュートを蹴り込んだ。ノルウェー代表が1点を返したが、フランス代表は前半の45分間をこのまま終わらせることはなかった。
32分、ペナルティエリア右のスペースでオーレリアン・チュアメニからのパスを呼び込んだデンベレが、タイミングを見て左足のシュートをファーサイドに沈める。デンベレはキックオフから32分間でハットトリックを達成。フランス代表が2点をリードして前半を終えた。
後半に入ると立ち上がりの48分、ノルウェー代表はオスカー・ボブの仕掛けからPKを獲得したものの、ヨルゲン・ストランド・ラーセンのゴール右下を狙ったキックはGKマイク・メニャンに阻まれる。ノルウェー代表は点差を縮めるチャンスを逃すと、以降の時間帯はフランス代表が2点のリードを維持したまま時計の針を進めたが、後半アディショナルタイムには若きウインガーが躍動する
左サイドを縦に破ったブラッドリー・バルコラが、切り返しで相手を止め、右足でクロスボールを送ると、ボックス内のデジレ・ドゥエが強烈なヘディングシュートでゴールネットを揺らす。試合はこのままタイムアップを迎えた。
この結果、フランス代表は4-1と快勝し、グループIの戦いを3連勝で終えた。決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)では、グループC、D、F、G、Hのいずれかの3位チームと対戦する。
一方で、7大会ぶりにワールドカップを戦うノルウェー代表は、既にグループステージ突破を決めていたこともあって、この試合ではアーリング・ハーランドやマルティン・ウーデゴーアらの主力を温存。決勝トーナメントの戦いに向けて万全の状態を整えたとも言える。ラウンド32では、コートジボワール代表との対戦が決まっている。
【スコア】
ノルウェー代表 1-4 フランス代表
【得点者】
0-1 7分 ウスマン・デンベレ(フランス代表)
0-2 20分 ウスマン・デンベレ(フランス代表)
1-2 21分 セロ・アースガード(ノルウェー代表)
1-3 32分 ウスマン・デンベレ(フランス代表)
1-4 90+4分 デジレ・ドゥエ(フランス代表)
【ゴール動画】デンベレ、32分間で衝撃のハットトリック