「印象が変わってきているのが日本の成長」前回ブラジル戦でV弾の上田綺世「可能性を持てているのが今の僕ら」

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 サッカーで最も難しいとされる中央突破。日本代表は華麗な連係で難なくゴールをこじ開けてみせた。

 56分、堂安律のパスを上田綺世が片手で相手DFをブロックしながらリターン。堂安のスルーパスに前田大然が抜け出し、ゴールネットを揺らした。起点となった上田は「律は当てて入ってくるタイプのシャドーですし、それはもう何年もやっていて分かっている。あそこでフリックをして前向きでもう一回関わってくるのは律の特徴ですし、そこを理解した上でのプレーでした。大然くんも素晴らしいタイミングで抜け出しましたし、個性ある選手が自分の個性を出せたゴールだったのかなと思います」と振り返った。

 先制に成功したものの、62分に失点を喫し、試合は1-1のドロー決着。スウェーデン代表と勝ち点1を分け合い、1勝2分けの無敗でグループFを2位通過した。ラウンド32の相手はグループCを首位で突破したブラジル代表に決定。ブラジルとは昨年10月のキリンチャレンジカップ2025で対戦し、0-2からの逆転勝利を収めた。CKから決勝ゴールを決めた上田だが、「正直参考にならない。その経験は踏まえられないですね。もう全く関係ない」と過去の対戦は切り離して考える。

 その一方で「相手に対する印象が変わってきているのが、日本の成長だと思います。ブラジルに勝てると信じてくれている日本人サポーターの方も増えていると思いますし、僕らも自信を持ってプレーできる」と、世界屈指の強豪国を前にしても臆することなく戦える現在の日本代表への自信を口にする。

 決勝トーナメント初戦ではいきなり優勝候補のブラジルと対戦。仮に首位通過していても、相手は前回大会で躍進したモロッコ代表だっただけに、険しい道のりに変わりはない。それでも上田は「それでも全然可能性を持てているのが今の僕ら。優勝するうえで当たり云々ありますけど、当たりが悪かったとか、環境とか相手とか言い訳でしかない。当たりがよければ優勝できるなんて、多分当たりがよくても優勝できないですよ。そんなチーム」と言い切った。

【ゴール動画】試合を動かしたのは両チームのスピードスター!