横浜F・マリノスは21日、オーストラリア人指揮官のスティーブ・コリカ氏の監督就任と、ニュージーランド人指揮官のダニー・ヘイ氏のヘッドコーチ就任を発表した。
現在53歳のコリカ氏は現役時代にレスターやウルヴァーハンプトンなどでプレーしたほか、2000〜2001年まではサンフレッチェ広島に在籍。現役引退後の2010年からシドニー(オーストラリア)のユース監督に就任し、アシスタントコーチなどを歴任した後、2018年に同クラブの監督に就任した。2024年からはオークランド(オーストラリア)の監督を務め、同年夏には元日本代表DF酒井宏樹を獲得し、今季まで指揮を執っていた。
なお、横浜FMのクラブ公式サイトは、コリカ氏の経歴について「2018-19シーズンにAリーグ・チャンピオンシップを制すると、2019-20シーズンにはAリーグ・プレミアシップ、チャンピオンシップの両タイトルを獲得。2024年には、Aリーグに新規参入したオークランドの初代監督に就任し、2024-25シーズンに同クラブをレギュラーシーズン1位となるプレミアシップへ導き、Aリーグ年間最優秀監督賞およびPFA Aリーグ年間最優秀監督賞を受賞しました。さらに2025/26シーズンには、Aリーグ チャンピオンシップを制しています。また、シドニーFC監督時代にはAFCチャンピオンズリーグで横浜F・マリノスと対戦。日本サッカーへの理解とアジアの国際大会における指揮経験を有しています」と紹介している。
また、現在51歳のヘイ氏はこれまでU-17やU-23のニュージーランド代表監督を務めたほか、2019〜2023年はニュージーランド代表監督も歴任。2024年から2026年まではコリカ氏が監督を務めていたオークランドでアシスタントコーチを担当していた。
就任が決定した両氏に加え、コリカ氏の監督就任に際して鈴木健仁スポーティングダイレクターは以下のようにコメントを発表している。
■スティーブ・コリカ氏
「皆さん、こんにちは。このたび監督に就任することとなりましたスティーブ コリカです。日本に戻ってくることができ、大変光栄に思います。初めて日本に来たのは選手としてでしたが、今回この素晴らしいクラブの監督として再び日本で挑戦できることを誇りに感じています」
「まずは、私を信頼し、この機会を与えてくださった鈴木健仁スポーティングダイレクターに感謝申し上げます。私とスタッフはクラブのために全力を尽くし、その期待に応えられるよう日々努力をしていきます」
「横浜F・マリノスは輝かしい歴史と高い志を持つクラブです。私は明確な目標を持ってこのクラブに来ました。それはタイトルを獲得することや勝利への強い執念を取り戻すこと、そして日本を代表するクラブとして築いてきた文化と基準を再び確立することです」
「チームは魅力的なサッカーを展開し、常にタイトル争いに加わり、ピッチに立つたびにファン・サポーターの皆さんに誇りに思っていただける存在になっていかなければと考えています」
「これから始まる挑戦に大きな期待を抱いています。横浜F・マリノス、そして素晴らしいファン・サポーターの皆さんのために、持てる力のすべてを注ぎ、成功をもたらせるよう尽力します。選手やスタッフと会い、新シーズンに向けた準備を始めることを楽しみにしています。力を合わせれば、特別なものを築き上げ、ファン・サポーターの皆さんに誇りに思っていただけるチームをつくることができると信じています」
■ダニー・ヘイ氏
「皆さんこんにちは。このたびヘッドコーチに就任したダニー ヘイです。スティーブ コリカ監督と再びタッグを組み、横浜F・マリノスで新たな挑戦ができることを大変うれしく思います。日本に戻ってくることは私にとって特別な意味を持っています。東京オリンピックではU-23ニュージーランド代表を率い、日本で準々決勝まで戦ったことが今でも素晴らしい思い出として残っています。横浜F・マリノスは輝かしい歴史を持ち、素晴らしいファン・サポーターに支えられたクラブです。横浜を新たなホームとし、Jリーグでの成功を目指して皆さんとともに戦えることを楽しみにしています」
■鈴木健仁スポーティングダイレクター
「このたび、スティーブ コリカ氏を横浜F・マリノスの新監督として迎えることとなりました。同氏は、監督としてAリーグの2つの異なるクラブを率い、8シーズンで6つのタイトルを獲得した圧倒的な実績を誇ります。また、チーム編成に応じて戦術を柔軟に変更し、いかに勝ち点を積み重ねていくかを追求できる、優れたチームマネージメント力とリーダーシップを兼ね備えています。クラブが目指す更なる高み、そしてタイトルの獲得に向けて、同氏の卓越した手腕と勝利への執念がチームに新たな推進力をもたらしてくれるものと確信しております」