イラン代表が“移動制限”に関してFIFAに正式抗議へ…2日前の開催地入り却下、試合後は“直帰”

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 FIFAワールドカップ2026に参戦しているイラン代表が、大会期間中の移動を制限されているとして国際サッカー連盟(FIFA)へ正式に抗議するようだ。19日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 4大会連続7回目のワールドカップ出場となるイラン代表は、極めて難しい状況の中で本大会を迎えている。開催国の一つであるアメリカとイスラエルによる軍事作戦の標的となり、一時は出場辞退の可能性が浮上。ベースキャンプ地をメキシコに変更して大会に臨むこととなったが、一部スタッフにビザが発給されず、FIFAからのチケット割り当てが取り消しとなるなど、余波が続いている。

 現地時間15日にはカリフォルニアでニュージーランド代表とのグループG第1節を戦い、2度追い付く粘り強さを見せて勝ち点「1」を獲得。しかし、試合終了後には即時の国外退去命令を受けた模様で、アミール・ガレノエイ監督は「回復する時間さえ与えられなかった。ワールドカップで最も不当な扱いを受けているのは我々のチームだ」と不満を露わにし、主将のメフディ・タレミも「FIFAはもっと我々を支援すべきだ」と話していた。

 イランサッカー連盟(FFIRI)の声明によると、同国代表は最適な技術的かつ身体的準備を整えるため、各試合の2日前に開催都市に到着し、試合翌日にベースキャンプ地へ戻ることを希望しているとのこと。しかし、ニュージーランド戦ではこの要請が承認されず、現地時間21日に控えるベルギー代表戦を前にして同じような状況が繰り返されているようだ。

 こうした状況を受け、FFIRIは同国代表が直面している渡航制限が「すべての参加チームに平等な条件を提供するという原則に反しており、チームの準備過程に悪影響を及ぼす可能性がある」として、正式なルートを通じてFIFAに抗議を行うと発表している。

 なお、イラン代表は21日にロサンゼルスでベルギー代表と戦い、その5日後にはシアトルでのエジプト代表戦を控えている。

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