円安加速、161円台=米利上げ観測、介入警戒高まる

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 19日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=161円台に下落した。米国で利上げ観測が台頭。日銀は16日に1%への追加利上げを決めたものの、日米金利差は縮まらないとの思惑から円売りが加速した。午後5時現在は161円32~32銭と前日比72銭の円安・ドル高。
 市場では政府・日銀が再び円買い・ドル売り介入に踏み切るとの警戒感も高まっている。片山さつき財務相は19日の閣議後記者会見で、「投機的な動きがあれば断固とした措置を取るということに尽きる」とけん制した。
 米連邦準備制度理事会(FRB)は17日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を3.50~3.75%で据え置く一方、2026年末の政策金利見通しは3月時点から引き上げた。米金利の先高観から、18日の海外市場では一時161円台後半と、24年7月以来約2年ぶりの安値水準を付けた。
 政府・日銀は今年4月28日~5月27日に計11兆円超の円買い・ドル売り介入を実施。円相場は160円台から一時155円近辺まで急騰したが、その後下落に転じ、介入効果は帳消しになっていた。市場では、「節目の162円を抜けると円安が加速する可能性がある。近日中に介入を実施するのではないか」(FX会社)との声が聞かれた。 
〔写真説明〕1ドル=161円台の円相場を示すモニター=19日午後、東京都港区の外為どっとコム