立体部を構築している新潟の巨大国道バイパス、その今年度の予定が公表されました。思っている以上に早く風景が変貌するかもしれません。
新潟ド真ん中の巨大バイパス、今後どうなる?
国土交通省 新潟国道事務所は2026年6月15日、国道7号「栗ノ木バイパス」などの事業進捗を伝えるかわら版を公表、今年度の工事予定などをあきらかにしました。
新潟駅の東側を通る栗ノ木バイパスは、約5.6kmの都市計画道路として計画されている「万代島ルート線」の一部を構成。中心市街地の古町エリアから、信濃川にかかる柳都大橋を経て、国道8号「新潟バイパス」の紫竹山ICまでを結ぶ大部分に立体道路が整備される予定です。このうちJR線より南側の栗ノ木バイパスは、川を挟んで隣に並行する県道を取り込んで巨大な“ひとつの道路”になり、その中央部分に立体部が建設されています。
2022年の道路切り替えから3年をかけ、2025年度までに84基中49基の橋脚が林立するようになり、2026年3月からいよいよ橋桁を架ける工事(上部工)が始まりました。6月17日から25日の間は、途中の「鐙(あぶみ)」交差点で架設工事のため夜間通行止めも実施されます。
2026年度はこの上部工事を延長911mにわたって推進。延べ2810m中、すでに1117mぶんは工事発注済みだとしています。今年度は主に南行き車線の橋桁が進められますが、笹越橋交差点では北行きとも架設される予定です。また、橋脚工事はさらに16基ぶんが進められ、65基まで着手済みだそうです。
また、今年度にはJR線高架橋のすぐ南側の馬越交差点付近の横断歩道橋工事が新規に進められるほか、関連工事として「新潟バイパス」南紫竹IC出口の整備に向けた基盤整備なども進められます(入口は2022年先行開通済み)。
残り19基の橋脚、および1693m分の上部工については2027年度以降に着手予定となっています。さらに、栗ノ木バイパスの北側区間にあたる「沼垂(ぬったり)道路」についても2026年度から用地買収に着手しています。
新潟国道事務所は栗ノ木バイパスの橋桁架設の進捗を日々、Xで発信するなどしていますが、このエリアの風景は急速に変わっていくかもしれません。