ガーナ政府は、同国代表MFトーマス・パルティのカナダ入国を認められなかった事態を受け、入国を求める声明を発表した。13日、イギリスメディア『BBC』が報じている。
FIFAワールドカップ2026のガーナ代表メンバーに選出されたパルティだが、2021年から2022年にかけて7件の強姦と1件の性的暴行に関わった容疑でイギリスにて起訴されている。この係争中の裁判が影響したとみられ、カナダ政府は同選手からのビザ申請を却下。これにより、パルティはカナダのトロントで開催されるグループステージ・グループL第1節パナマ代表戦を欠場する見込みとなった。
これを受けて、ガーナ政府は「積極的な外交交渉を進めている」とし、カナダ政府に対してパルティの入国を求めた。
「この決定は、イギリスで係争中の刑事訴訟に基づいていると理解されていますが、有罪判決には至っていません。ガーナ政府は、正義の礎石である推定無罪という基本的な法的原則の確認を求めます。すべての事実関係について、十分かつ公正な検討を確保するため、利用可能なあらゆる救済策を検討し、追求していく所存です」
なお、パルティは無罪を主張しており、裁判は来年に予定されている。一方、カナダの移民当局は一般的なガイドラインとして「犯罪を犯した、または有罪判決を受けた場合、カナダへの入国が許可されない可能性がある」と説明している。
また、パルティはアメリカへの入国は認められており、現在はボストンのベースキャンプ地に留まっている模様。アメリカの税関・国境警備局の当局も「パルティ氏の係争中の裁判を認識している。しかしながら、現時点では彼は犯罪で有罪判決を受けておらず、ビザの発給を受けてアメリカに入国している」と述べている。
ガーナ代表はグループステージ第2節イングランド戦、第3節クロアチア戦をそれぞれアメリカで戦うため、これらの試合には出場できる予定となっている。
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