“代役”ドライバーは「違和感しかなかった」 トラブルまみれでも底力を見せた米澤蓮が全英切符をゲット

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<~全英への道~ミズノオープン 最終日◇31日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇7480ヤード・パー72>

3日連続でトラブルに見舞われていた米澤蓮だが、最終日は何のアクシデントもなく順調に試合を進め、トータル19アンダー・2位タイで「全英オープン」の出場権を獲得した。ただ、きのう割れたエースドライバーの“代役”には悩まされたという。

第3ラウンドの18番で「エースドライバーが割れている」ことに気が付いた米澤。持っていたスペアのクラブを練習場で試し、きょう実戦投入したが「やっぱりずっと違和感しかありませんでした。思ったよりも球が上がらないですし、滑って右に飛んで行ってしまう。それが嫌で17番ではつかまえにいったら、左にミスをしてしまった」と終始うまくいかなかった。

しかし、「2つのイーグルに助けられた」と話すように、他の部分でドライバーのミスをカバー。6番では「ライが悪くて、寄せるのもやっとの位置から、うまく打てた」とチップインイーグル。最終18番では265ヤードのアゲインストを3Wで3mまで寄せて、イーグルパットを難なく沈めてみせた。

17番終了時点ではトータル17アンダーで、後続の木下稜介に抜かれる可能性もあったが、この18番のイーグルによって全英出場権を確実なものとし、カップインの瞬間には拳を握りしめた。

初めての海外メジャーの切符を手にし「すごい楽しみです」と思わず口元がゆるむ。「本場のリンクスは一度もやったことがないですが、自分のプレースタイルに合っているというか。風の強いコンディションでもしっかりプレーしたい」と胸が躍る。

ちなみに、全英対策については「特に何かを変える予定はありません。(ウェッジの)グラインドは準備していくでしょうが、このためだけにガラッと変えることはない」と、あくまで今の自分のスタイルを貫くつもりだ。

初日は会心の当たりがヤシの木に乗って、ロストボール。2日目にはボールが動いたことを自己申告し、ペナルティを受けた。「これだけハプニングがあってこの順位で終われたのは、底力を感じられた」とさらなる自信にもつながった様子。

ロイヤル・バークデールGCでの全英オープン(7月16~19日)。そのプレーを見るのが今から楽しみだ。(文・杉本夏希)