毎月5日間のみ営業の幻のカフェ -東京と食のコラボイベント「ふたつの東から」(1)-

根室の素敵なセレクトショップguild Nemuroの中島孝介氏とのご縁で、東京から根室へ移住し、根室での暮らしを中心としながら、東京との2拠点居住で新しい文化を発信している女性二人に出逢いました。

【中村美也子さんと野崎敬子さん】
お二人は、ジュエリーデザイナー古川弘道さんが代表を務める市民団体、根室文化推進協会の活動の中で、食にまつわる文化発信を担当しています。同協会は、食・アート・デザイン・音楽などを通じながら、子供から大人まで楽しめるカルチャー発信地VOSTOKを作り運営しています。地元の食材を食べることを通して根室の豊かな食を発信する取り組みとして、毎月10日~15日に根室駅前でカフェVOSTOK laboをオープンしています。

昨年初めて根室を訪れた際には、タイミングが合わず、VOSTOK laboを訪れることは出来なかったのですが、文化推進協会VOSTOKとして「ふたつの東から」というイベントを行うという話を聞き、訪ねてみました。

【「ふたつの東から」】
自然の一部として人間が存在していることを感じさせてくれる美しい日本の最東端の街、根室と、東の都、東京。それぞれの異なる魅力と生活スタイルを持つこの二つの土地で文化交流をしながら、自分にとっての自然な生き方や楽しい暮らしを一緒に探してみませんか、という問いかけがこの企画です。

根室からはこのVOSTOK laboが中心となり、東京からは世田谷区松陰神社商店街にあるMERCI BAKEが参加して、昼夜の2部構成のイベントは行われました。
場所は昼夜共に、guild Nemuro。

昼は、MERCI BAKEの人気焼き菓子(レモンケーキ、ガトーショコラ、黒糖とクルミのタルト、板チョコ等)と、イベントの為にコラボで焼き上げたクッキー、暖かいコーヒー、そしてアイヌとロシアの民芸品の販売を。夜は、地元根室の人気レストランの協力のもと、根室の名物料理がふるまわれるパーティーです。地元道東以外に東京や札幌からも、約70名が参加されるとのことでした。

昼の部は、開店と同時に大変多くの人が並び、予定時間よりだいぶ早く焼き菓子は売り切れです。会場の雰囲気からこの企画への関心の高さがひしひしと伝わってくるのでした。
(つづく)

筆者:澤口美穂。カナダへのワーキングホリデー、グアテマラ留学含め、約2年半北米、中米、南米を中心に周遊。帰国後、ヨーロッパ本社の外資系企業日本法人2社で合計20年間勤務し、アジア、ヨーロッパへ数多く出張。20代からの訪問国数は約30か国以上。平成28年、生活拠点を東京から札幌に移す。様々な国の人々と共に働いてきた経験や自分の想いを形にした新しいビジネスと人生のセカンドステージを構築中。

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VOSTOK labo
〒 087-0022 北海道根室市光和町2-10 根室市観光インフォメーションセンター内
10:00-16:30 (L.O. 16:00)
毎月10日~15日の営業
https://www.instagram.com/vostok_labo/
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