日本代表、W杯見据えU-19日本代表とPK戦も実施…森保一監督「代表ファミリーだからこそできることもある」 

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 日本代表は7日、FIFAワールドカップ2026に向けたキリンチャレンジキャンプ最終日を迎え、森保一監督が事前キャンプの総括会見を行った。

 事前キャンプ最終日は完全非公開でU-19日本代表とのトレーニングマッチを実施した。形式は35分×4本。結果は日本代表が2-1で勝利し、得点者は鈴木淳之介、塩貝健人、尾谷ディヴァインチネドゥ(U-19日本代表)と公表された。出場メンバーは非公表となっているが、森保監督は「今プレー可能な選手は全員プレーできました。暑いコンディションの中でプレーできたことは良かった」と振り返り、負傷交代などの大きなアクシデントもなかったと報告した。

 日本代表にとって大きな収穫となったのが、鈴木唯人の実戦復帰だ。鈴木は鎖骨骨折の影響で日本での始動日から対人を避けながら調整を続けてきたが、事前キャンプから完全合流。森保監督は「35分×2の計70分プレーしました。今日の暑さの中だと延長戦まで戦ったくらいの疲労感がある中でフルにプレーしてくれた」と明かしている。

 山口智監督率いるU-19日本代表は同時期に北米遠征を行っており、日本代表のトレーニングパートナーも兼務している。スコア的には1点差の接戦となり、森保監督もU-19日本代表の姿勢を高く評価した。「2日前にU-19メキシコ代表と対戦して勝った自信もある。我々A代表に挑んでくる姿勢もあり、非常に強度の高い試合ができました。暑熱対策という点も含めてゲームをやるという意味では、自分たちのタイミングで試合ができて、かつ相手のレベルが高かった。普通に親善試合をやるよりも、今日やったゲームの方が良かった」と語った。

 また2本目、4本目にはPK戦も実施。前回大会はPK戦の末に敗退しており、決勝トーナメントを勝ち上がるうえで重要な要素となる。日本代表と同組のオランダ代表などは国際Aマッチで調整を続ける中、日本代表はアイスランド代表戦を最後の対外試合とし、U-19日本代表とのトレーニングマッチを選択。国際Aマッチでは実施が難しい形式も可能となり、本番を見据えた有意義な機会となったようだ。

「今日も2本目、4本目でPK戦を入れさせてもらったのですが、まず国際親善試合となれば4本やることがなかなか難しい。そこでPKを挟むというのも、U-19だからこそ、代表ファミリーだからこそできることもあると思いますし、ワールドカップに向けたいい準備になりました。我々にとってもいい準備になりましたし、代表ファミリーの全体のレベルアップという意味でも、A代表、ワールドカップの刺激をU-19の選手たちに身近に感じてもらえるということは、彼らの成長にもすごくつながるのかなと思っています。今日は35分ハーフでやりましたけど、足りないと思ったら40分、45分にすることもできますし、コンディションを見て短くすることもできた。そういった意味では代表ファミリーだからこそ、できることはすごくあるのかなと思います」

 日本代表は8日にベースキャンプ地のアメリカ・ナッシュビルへ移動し、オランダ代表とのグループステージ初戦に向けた準備を本格化させる。「ナッシュビルでは一旦疲労を取って、選手たちのメンタル的なプレッシャーも少し和らげて初戦に向かっていきます。オランダ想定で選手たちには少しずつ話をしていますが、よりオランダ戦を想定して練習やミーティング、チームが機能できるように共有していくことが大切になるかなと思います」と見据えた。

取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)

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