児童8人が殺害された大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)の殺傷事件から25年を迎えた8日、同校では追悼行事「祈りと誓いの集い」が行われた。
行事には遺族や在校生、教職員ら約765人が出席。事件発生時刻には、亡くなった児童の名前が刻まれた「祈りと誓いの塔」で八つの鐘が鳴らされ、黙とうをささげた。各学級の児童が花を手向け、8人を悼んだ。
6年生の3人が児童を代表し、「自分たちが安全・安心に包まれた社会を担う存在になっていく」と誓いの言葉を述べた。下級生ら後輩にも学校安全への取り組みを伝えているとし、「25年前の事件を決して風化させない」と力強く話した。
荒川真一校長は事件当時を知らない教員が増えていることに触れ、「事件の風化は子どもたちを守る学校安全の取り組みの後退を意味する。6月8日を、事件を自分ごとと捉える機会としてほしい」と強調した。