リヴァプールOBのダルグリッシュ氏、がん治療を公表「秘密にしておくはずだったけど…」

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 かつてリヴァプールやスコットランド代表で活躍したケニー・ダルグリッシュ氏が、がんの治療を受けていることが明らかになった。2日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 現在75歳のダルグリッシュ氏は、現役時代にセルティックやリヴァプールで活躍。スコットランドとイングランドの両リーグで100ゴールを挙げた最初の選手となり、スコットランド代表では史上最多102試合出場と史上最多タイの30ゴールを記録している。

 また、1985年にはリヴァプールで選手兼監督に就任し、1989年に“ヒルズボロの悲劇”が起こった当時もチームを率いており、1990年に現役を引退。その後、1991年までリヴァプールで指揮官を務め、ブラックバーンやニューカッスル、セルティックの監督を歴任後、2011-12シーズンは再びリヴァプールで指揮を執っていた。クラブへの多大な貢献から、功績を称えて2017年5月には本拠地『アンフィールド』の「センテナリー・スタンド」が「サー・ケニー・ダルグリッシュ・スタンド」に改称されている。

 そんなダルグリッシュ氏は当初、公表を控えていたものの、うっかりソーシャルメディアに投稿してしまったことで、「現在、がんの治療を受けている」と改めてソーシャルメディアで綴りながら、正式に公表することになった経緯も次のように明かしている。

「携帯電話の使い方とは違って、治療は順調に進んでいる。本来なら、このことは秘密にしておくはずだったけど、私のITスキル不足が災いしてしまった。もちろん、この件を公にするつもりはなかったので、私と家族のプライバシーを尊重してもらえれば幸いだ。いつものように、素晴らしい医療スタッフには感謝している。私だけでなく、多くの患者に対して、信じられないほどの配慮と慎重さを示してくれている。彼らは自らの功績を称えられるべき存在だ」

 この公表を受け、リヴァプールは「サー・ケニーとそのご家族に対し、これまでも、そしてこれからも、変わらぬ支援、心からの祝福、そして愛情をお送りいたします。また、クラブはサー・ケニーが今後プライバシーを尊重してほしいと願っていることを改めて強調いたします」と声明を発表している。