ブライトンに所属する元イングランド代表MFジェイムズ・ミルナーが現役引退を発表した。
プレミアリーグの歴代最多出場記録を持つ“鉄人”がついにプロサッカー選手としてのキャリアに終止符を打つこととなった。所属するブライトンとの現行契約は6月30日で満了。去就に大きな注目が集まる中での決断となった。
ミルナーは1986年生まれの現在40歳で、2002年11月にリーズでプロデビューを飾った。その後はニューカッスル、アストン・ヴィラ、マンチェスター・シティで活躍し、2015年夏に加入したリヴァプールでは公式戦通算332試合で26ゴール46アシストをマーク。2023年夏には日本代表FW三笘薫が所属するブライトンへ活躍の場を移すと、今年2月に行われた試合がプレミアリーグ通算654試合目の出場となり、ギャレス・バリー氏が保持していた最多出場記録を更新した。
最終的にはプレミアリーグ通算658試合に出場。また、イングランド代表では国際Aマッチ通算61キャップを誇り、FIFAワールドカップとEUROに2度ずつ出場した。
ミルナーは6月1日に自身の公式インスタグラム(@jamesmilnerofficial)を更新し、スパイクを脱ぐ決断に至った背景と感謝の思いを綴っている。
「プレミアリーグで24シーズンを過ごし、現役生活に終止符を打つべき時が来たように感じている。幼い頃から応援していたリーズで16歳の時にデビューを飾り、プレミアリーグ最年少得点記録を樹立したことに始まり、昨年は足を上げることさえできなくなったが、40歳にしてブライトンの一員としてクラブ史上2度目のヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に貢献できたことは、夢にも思わなかった道のりだった」
「ニューカッスル、アストン・ヴィラ、マンチェスター・シティ、リヴァプール、ブライトンでプレーできたこと、そしてセントルイス・ラムズでの忘れられない1カ月間も含めて、すべてのクラブでプレーできたことはこの上ない喜びだった。どのクラブも僕の人生とキャリアにおいて大きな役割を果たしてくれた。オーナー、スタッフ、コーチ、チームメイト、そして温かく迎えてくれたサポーターのみんなに感謝している」
「生き残りをかけた戦いからトロフィー獲得、ヨーロッパでのプレー、そしてイングランド代表として2度のEUROとワールドカップに出場するなど、忘れられない瞬間を数多く経験できたことは本当に幸運だった。しかし、何よりも大切なのはサッカーを通して出会った人々や友情だ。僕にとって永遠にかけがえのない宝物だ」
「ファンのみんな、今まで本当にありがとう。みんなの励ましは言葉では言い表せないほど大きな力になった。そして、時に僕のことを苦しめた人たちにも感謝したい。みんなの存在がこの旅を忘れられないものにし、選手として、人間として僕を成長させてくれた。家族のみんな、払ってきたあらゆる犠牲、そして励ましてくれたすべての瞬間に感謝している。みんながいなければ、何も実現しなかっただろう」
「サッカーを引退するにあたり、大きな誇りと感謝の気持ち、そして生涯忘れられない思い出を胸に刻む。サッカーは想像を遥かに超えるものを与えてくれた。サッカーがもたらしてくれた機会に感謝している。そして、この旅路をともに歩んでくれたみんなに感謝している」
【決断】“鉄人”ミルナーが現役引退を発表