山手線の「チラ見え」も見納め!? 再開発が生んだ“今だけの光景”を空撮 変わり続ける渋谷駅

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渋谷駅再開発事業は、2034年度に全体完成する予定です。2026年1月の最新の姿を空撮で紹介します。

旧東急東横店南館は解体完了

 渋谷駅は100年に一度といわれる大規模再開発が続いています。旧東急東横店南館の解体後、地下や線路下では日夜槌音が絶えることはありません。2026年からは、「渋谷スクランブルスクエア第II期」として、西口の渋谷スクランブルスクエア中央棟と西棟のビル建設工事が本格化しています。

 「渋谷フクラス」は2階から駅まで連絡通路が延びており、この通路を覆うようにビルの基礎が建設されています。通路は長らく開放的で、西口方向にはプツッと途切れる空間となっていましたが、いよいよ西棟の一部へと組み込まれる工事が始まった模様です。

 旧東急東横店西館の解体工事はまだ終了していませんが、建物の形状はすでに存在しません。西館の躯体は東京メトロ銀座線の引き上げ線の高架橋と中央口への仮設通路を支えており、建設と並行して少しずつ解体作業が進行しています。引き上げ線の位置は北側に移動してあり、西館ビル内にあった旧ホームやJR山手線をまたいでいた橋桁は撤去されて久しいです。

 引き上げ線は今後も残り、渋谷スクランブルスクエア中央棟と西棟の竣工、ならびに「アーバン・コア」と呼称するハチ公広場へ通じるデッキ部分と一体化する予定です。そのとき、現在のように銀座線の電車が上空から丸見えになるのかどうか、実際に建設が進まないと分かりません。

 長らく渋谷駅西口の顔であった旧東急東横店南館は解体が完了し、山手線外回り電車が丸見えとなっています。南館解体後の一時期とはいえ、こうして山手線のE235系が地上と上空から拝められるのも貴重なシーンとなります。

 渋谷スクランブルスクエア中央棟と西棟は、現在営業中の東棟に接続する形となります。中央棟がドッキングされる箇所は、東棟の壁面一部が白い壁となっています。中央棟はJRホームを覆う形で地上10階建ての中層階ビルとなり、JRの橋上駅舎もビル内に設置されます。

 空から見る渋谷駅は、駅の中心部のみポッカリと何もない空間があって、周囲は高層ビル化が進行しました。中央棟と西棟は中層階ビルとなり、高層ビルに囲まれて中層とアーバン・コアのデッキ部分という3段階の空間が広がることとなります。

 渋谷駅の空撮はまた年内のどこかのタイミングで追っていきます。