下田崇GKコーチ、W杯選出の早川・大迫・彩艶の関係性を評価「気軽に3人で話しているのが良い」「友達感覚で『これはこうだよね?』と」

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 日本代表の下田崇GKコーチが取材に応じ、FIFAワールドカップに臨む日本代表GK陣について語った。

 15日に発表されたFIFAワールドカップ2026に臨む日本代表メンバー26名。GKは早川友基、大迫敬介、鈴木彩艶の3名の名前が読み上げられた。下田コーチは「誰が出ても日頃Jリーグや海外でプレーしているパフォーマンスを思い切り出してほしいと思っています。その環境づくりをチームとして、GKコーチとして支えていきたい」と意気込みを述べた。

 前回大会のGK陣は川島永嗣、権田修一、シュミット・ダニエルから3名全員が入れ替わる形に。初出場の1998年大会を除くと、GK陣3人全員がW杯未経験なのは初めてとなる。それでも「この3人でうまく問題を解決できる」とグループとしての一体感に信頼を寄せる。「長友(佑都)やコーチとして長谷部(誠)、中村俊輔も経験がありますので、そこでもうまく解決していけると思っています。ベテランのGKを入れるという選択肢にはならなかったです」と明かした。

 たった一つのポジションを巡り、日々鍛錬を重ねているGK陣。下田コーチは早川・大迫・鈴木の関係性について、「自分が出るという準備を全員ができていますし、もし(自分が)出なかった時でも気軽に3人で話しているのが良い」と語る。「『こいつが出るから……』というのはもうこの時代ないですし、彩艶が年下ということを早川も大迫も分かってうまくサポートしていると思います。年齢は関係なく、お互いの気になるところはそれぞれが気づいてうまく話しています」。そして、重要なのは誰かが一方的に話すのではなく、双方向性であること。「友達感覚で『これはこうだよね?』というのを、会話の中で確認しているのだと思います。それを自分の中で整理していくような言葉が飛び交っているので、すごくいいこと」と称えた。また今回選出された早川・大迫・鈴木だけではなく、日本代表として招集されているGK陣全体に根付く“互いを高め合う姿勢”についても言及した。

「予選からいろいろな選手を呼んできましたけど、GK陣で争っているというより、FWだったりシュートを打ってくる選手に対して『どうプレーするのか』で高め合っています。そういうところを見ていると、試合に出る選手が決まった後は、その選手のことをサポートする。これはこちらから何か言うことはなくて、しっかりと高め合っていけています。いいグループなので何も心配ないですし、それでギクシャクするようであれば、こういった代表のグループにもなかなか入れないのかなと思っています」

「前回W杯に出た選手が今回選ばれてないということは、ベースになる守備・攻撃が上がっているということ。若くして試合に出ているので、経験を積んでより可能性を高めてくれています」と下田コーチ。GK陣への信頼を改めて口にした。

取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)

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