中東・北朝鮮対応で連携=日韓首脳、19日会談

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 高市早苗首相は19日、韓国南東部の慶尚北道・安東市を訪れ、李在明大統領と会談する。安東は李氏の出身地で、両首脳が相互訪問を重ねる「シャトル外交」の一環。中東情勢を踏まえたエネルギー安定供給など経済安全保障や北朝鮮対応を巡り議論し、連携を確認する。
 両首脳の正式会談は首相の地元・奈良で行った今年1月以来で3回目。韓国大統領府によると、日韓首脳による故郷の相互訪問は初めてで、李氏は首相を「国賓級」の待遇でもてなす。両氏は19日午後に会談と共同記者発表を行い、夕食会や伝統芸能鑑賞で親睦を深める。
 会談では、不安定化する国際情勢下で、日韓関係の「戦略的重要性」を重ねて確認。核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対し、日韓・日韓米が協力して対応する方針を改めて申し合わせる。覇権主義的な動きを強める中国を巡り、先の米中首脳会談も踏まえて意見を交わす見通しだ。
 日本外務省は18日、海底炭鉱「長生炭鉱」(山口県宇部市)跡で発見された朝鮮半島出身者らのものとされる遺骨の身元確認について、韓国側との調整の進展を発表。1月の首脳会談で確認した協力案件で、昨年8月と今年2月に見つかった遺骨のDNA型鑑定を両国で行い、結果を共有することで一致した。 
〔写真説明〕日韓経済人会議の出席者らの表敬を受ける高市早苗首相(前列中央)=18日午後、首相官邸