渡し船に代わる「利根川の新たな橋」いよいよ具体化へ! 10km橋ない“空白区間”を埋める「3県横断の新ルート」 6月に説明会

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利根川を横断する新しい橋の都市計画に関する説明会が、埼玉と群馬で行われます。

利根川「新ルート」いよいよ都市計画まとまる

 埼玉と群馬を結ぶ「利根川新橋」がいよいよ具体化しそうです。2026年6月、埼玉県と群馬県にて、それぞれ都市計画決定原案の説明会が行われます。

 新たな橋が計画されているのは、埼玉県熊谷市と群馬県千代田町のあいだ。ここでは千代田町が県道熊谷館林線の一部として「赤岩渡船」と呼ばれる戦国時代からの歴史をもつ利根川の渡し船を運航していますが、それに代わる“道路”です。

 前後の橋として、国道407号「刀水橋」(熊谷市~太田市)と利根大堰の「武蔵大橋」(行田市~千代田町)がありますが、2つの橋は約10km離れており、慢性的に渋滞しています。このため1990年代から、埼玉・群馬に栃木の自治体も含めた期成同盟会が建設を訴えてきました。

 架橋位置は赤岩渡船のやや西側になる見込みです。今回、熊谷市は都市計画道路「熊谷邑楽線」として、利根川南岸から「熊谷スポーツ文化公園」の東側を通って国道125号までの区間に関する都市計画変更の説明会を6月7日に市内で実施します。

 対する群馬側は、県が新橋およびアクセス道路として橋から邑楽町の国道354号(東毛広域幹線道路)までの区間を都市計画決定すべく、6月3日、4日、7日に千代田町と邑楽町で計4回の説明会を予定しています。県はこのルートを「熊谷館林線」のバイパスとして、「2029年度までに着手予定」の路線として紹介していました。

 なお、群馬側は橋から県道152号「赤岩足利線」までの区間を新設し、そこから国道354号(篠塚交差点)までは現道活用区間とする方針です。そのまま県道152号を北上すれば、栃木県足利市の県道「足利環状線」まで到達できます。3県を横断する新たなルートとなりそうです。