三菱ふそうトラック・バスは、2026年5月14日から開催された「ジャパントラックショー2026」において、改良型「キャンター」を一般向け大型イベントとして初展示しました。
小型トラックの伝統モデルが進化
三菱ふそうトラック・バスは、2026年5月14日に開幕した「ジャパントラックショー2026」において、改良型「キャンター」を一般向け大型イベントとして初公開しました。
今回の改良はフルモデルチェンジではなく、燃費性能やデジタル装備を中心とした、実用性重視のアップデートが特徴です。
改良型キャンターでは、エンジン制御やターボ制御の見直しによって燃費性能を向上。全車で2025年度重量車燃費基準を達成し、一部グレードでは基準値を上回る性能を実現したといいます。物流業界では燃料費高騰や「2024年問題」への対応が大きな課題となっていることから、運行コスト低減を意識した改良が重視された形です。
外観では、フロントバンパー形状を変更したほか、ドアバイザーを標準装備化しました。小型トラックでも高速道路走行の比率が高まっていることを踏まえ、空力性能改善による燃費向上が図られています。
車内装備も現代化されました。新たなセンターディスプレイはApple CarPlayおよびAndroid Autoに対応。さらに、近年のコネクテッド化を背景に、サイバーセキュリティ関連法規への対応も盛り込まれています。
近年は商用車にもアウトドアやファッション性を取り入れた演出が増えており、“働くクルマ”のイメージ変化にも注目が集まりそうです。
また今回は、アパレルブランド「New Era」とキャンターがコラボレーションした特別塗装車両も展示されました。ふそうでは、キャンターブランドのキャッチフレーズとして「十人十色のビジネスに」を掲げ、従来の商用車とは異なる広報アプローチを展開しており、本コラボレーションもその一環として実施されたとのことでした。
なお、「ジャパントラックショー2026」は5月16日まで、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催されています