米中首脳、イラン・台湾を協議=習氏「共に繁栄を」と歓迎―「素晴らしい未来」とトランプ氏

成長局面を迎える日本の電子部品

 【北京時事】トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は14日午前、北京の人民大会堂で会談した。米国との戦闘終結に向けた交渉が行き詰まるイランを巡る情勢のほか、中国が「核心的利益」と位置付ける台湾の問題を議論。経済・貿易分野での協力拡大で合意を目指す。
 トランプ氏は同日午前10時(日本時間同11時)ごろ、大統領専用車で人民大会堂に到着。習氏が笑顔で出迎え、両首脳は固い握手を交わした。その後、歓迎式典が開かれた。両首脳が対面するのは第2次トランプ政権下では2度目で、韓国・釜山で会談した昨年10月以来だ。
 習氏は会談冒頭、国際情勢が変化する中、「中米関係の安定化は世界にとって利益だ」と語り、「2026年は中米関係の過去を受け継ぎ未来を切り開く節目になる」と指摘した。その上で「ライバルではなくパートナーとして共に繁栄すべきだ」と呼び掛けた。
 これに対し、トランプ氏は「われわれは共に素晴らしい未来を築いていく」と応じ、習氏を「偉大な指導者だ」と持ち上げた。さらに、米企業家らが対中貿易の推進を「期待している」と述べ、「米中関係はこれまで以上に良くなっていく」と関係深化に前向きな姿勢を打ち出した。