東急電鉄は、昨年10月に発生した田園都市線梶が谷駅構内における列車衝突事故で損傷した車両について、修繕や代替新造を行う方針を明らかにしました。
東急電鉄「損傷した車両の修理は困難」
東急電鉄は2026年5月13日、今年度の設備投資計画を発表。その中で、昨年10月に発生した田園都市線梶が谷駅構内における列車衝突事故で損傷した車両について、代替新造を行うことを明らかにしました。
田園都市線では昨年10月5日、上り各駅停車が回送列車に衝突し、回送列車の一部車両が脱線する事故が発生しました。5000系5101編成と2020系2135編成の2編成が損傷し、使用できない状態となっています。
どちらの編成も10両で、5000系は1両(渋谷方先頭車)、2020系は3両(渋谷方先頭車と中間車)が損傷しました。この影響により、田園都市線では車両不足が発生し、2026年3月ダイヤ改正で減便が実施されています。
東急電鉄は車両不足への対応について「2027年度中の竣工を目標に、2020系を23両新造する。損傷した車両の修理は困難なため、車両の新造で早期復旧を目指す」と話します。
まずは20両(10両×2編成)を新造した後、損傷した2020系2135編成に組み込む3両(渋谷方先頭車と中間車)を新造するそうです。5000系5101編成については「今後の復旧などの処置は未定」としています。
2020系2135編成を復旧させる前に、2編成を丸ごと新造することで、車両不足の早期解消が可能になるといいます。2020系2135編成は復旧後、「予備車に充当し、工事工程の維持や異常時の対応などに活用する予定」とのこと。
車両新造によって車両不足が解消された後、2026年3月ダイヤ改正で減便となった本数を元に戻すかどうかは「利用状況を分析しながら検討していく」そうです。