自民党は13日の安全保障調査会で、安保関連3文書の年内改定に向けた論点整理案を提示した。焦点となる安保関連費の増額について、国内総生産(GDP)比3~5%程度を目指す北大西洋条約機構(NATO)などの取り組みを踏まえて検討する方針を打ち出した。調査会は同案をたたき台に提言をまとめ、近く政府に提出する方針だ。
トランプ米政権は防衛分野の負担増を同盟国に要求。高市政権は2027年度に防衛費を柱とする安保関連費をGDP比2%とする目標を昨年末に達成したが、トランプ政権は一段の対応を求めている。
NATO加盟国は35年までに中核的国防費をGDP比3.5%、関連支出を加えて5%とする計画。オーストラリアは33年までに3%、韓国は可能な限り早期に3.5%との目標を掲げている。
〔写真説明〕自民党安全保障調査会の会合で発言する浜田靖一会長(中央)=13日午後、東京・永田町の同党本部