地元でパッティング炸裂 「ゆっくり飛ばせる」吉田鈴の新パター効果

「エアコンの2027年問題」とは?

<NTTドコモビジネスレディス 初日◇30日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6704ヤード・パー72>

とにかくパットが入った。吉田鈴が前半に4連続を含む5バーディの固め打ち。地元の千葉でファンを沸かせる7バーディ・1ボギーの「66」でスタートを切った。

スタートの10番で約7メートルの距離のあるバーディパットを沈めると、12番から4連続を奪って見せた。「入っちゃたという感じです」と本人も驚きの13番では17メートル、14番も10メートルとロングパットだった。

「66のショット(の内容)ではなかったです」と振り返るように、ショットでピンに絡め続けたわけではない。それでもグリーン上での存在感は際立ち、各所で「ナイスバーディ!」の声が飛んだ。

このパッティングの好調には伏線があった。オープンウィーク中に「1年半以上使っていたパターを替えた」という。「いいところに打てても入らない」状況が続き、ギアの見直しに踏み切った。選んだのはオデッセイ『WHITE HOT OG ROSSIE』だ。

テストでは感覚とデータがかみ合い、「シンプルに打てるようになった」と手応え。ソール全体に貼られた鉛もフィーリングの安定にひと役買っている。

出球が強くなる懸念はあったが、「ゆっくり飛ばせる」とリズムが改善。早打ちを防ぐ狙いでヘッドに重さを持たせたことが奏功し、さらに「球が重くなった」ことで上りのロングパットにも効果が表れた。

16番ではラフからのアプローチがショートし、距離のあるパーパットを決められずボギーを喫したが、それもこの1つだけ。後半も2つ伸ばし、いい流れを切らさなかった。

残り3日間に向けては「ショットでバーディを取れるようにしたいですね」。2日目以降は、ショットでも魅せる。(文・齊藤啓介)