田中パウロ淳一の想い「サッカーを知らない人にも届けたい」 オールスターで誓う「爪痕」と栃木派への「恩返し」

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 JリーグオールスターDAZNカップのファン・サポーター投票結果が発表され、J2・J3 EAST-Aからは田中パウロ淳一(栃木シティ)がクラブ内得票数1位で選出された。

 個性的なゴールパフォーマンスやSNSでの積極的な発信で注目を集め、今や田中パウロ淳一の名を知らないJリーグファンはいないだろう。ファン・サポーター投票では、所属する栃木C以外の“他サポ”からの得票率も非常に高かった。「僕に期待されているのはそういうところもあると思うので、何か爪痕を残すじゃないですけど、盛り上げられるきっかけを作ることができれば」と今回のオールスターを見据える。そして、栃木Cのファン・サポーターに向けて「僕たちは3年連続昇格でアマチュアリーグから上がってきているので、その恩返しが少しでもできればと思っています」と心境を明かした。

 今大会に限ったことではないが、パウロには自身を通じて「サッカーを知らない人にも届けたい」という強い想いがある。「Jリーグを見たことなく若い世代にも届けられるように。サッカーとそれ以外のものを組み合わせて、何かを届けられたらいいなと思っています」。会見ではゴールパフォーマンスに関する言及もあり、自身が得点を決めなくてもチームが一体となって行う「団体芸」を披露する構想を明かした。まだ具体的なパフォーマンス案はないそうだが「他の選手も結構流行りを追っていて、普段のトレンドやミームとかを知っていると思う。それを面白おかしくやりながらも、オールスターではバチバチ試合ができれば。まずはプレーで見せないとですね」と話した。

 J2・J3 EAST-AはJ2勢7クラブ、J3勢3クラブで構成され、J2・J3で最多得票を獲得した土居聖真(モンテディオ山形)らが選出された。「上手い選手が多いので、何かで一緒にスーパーなプレーができたらなと思います。あとはまたJ2で対戦もするので、いいところはいっぱい吸収したい」と貪欲に語る。「仙台とか圧がすごくて悔しかったんですけど、それが逆に自分たちのパワーになる。それがオールスターだと思うので、すごく楽しみです」と心待ちにした。

取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)