松木玖生所属のサウサンプトン、昇格PO直前に“スパイ容疑”で告発…罰金処分の可能性も

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 MF松木玖生が所属するサウサンプトンに、対戦相手の練習にスパイを送り込んだ容疑がかけられている。8日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。

 チャンピオンシップ(イングランド2部)のレギュラーシーズンを4位で終えたサウサンプトンは、プレミアリーグ昇格をかけたプレーオフに進出。準決勝で対戦するミドルスブラの練習場にスタッフを送り込んだ疑いがかけられている。

『スカイスポーツ』によると、ミドルスブラのスタッフが、トレーニングの写真や動画を撮影している男性を発見。男性に対して撮影したデータを削除すること、身元を明かすこと、そしてその場にいた目的を説明するよう求めたが、男性はそれを聞くと、近くの屋内エリアへ逃げ込んだという。その後、男性は外見を変えて練習場を後にしたようだ。

 EFL(イングリッシュ・フットボールリーグ)はミドルスブラから苦情があったことを明かし、規則違反の疑いでサウサンプトンに対する懲戒手続きが始まったことを声明で発表した。

「サウサンプトンは本日、EFL規則違反の容疑で告発され、本件は独立懲戒委員会に付託される。9日に開催されるチャンピオンシップ・プレーオフ準決勝第1戦を前に、私有地での無断撮影の疑いに関するミドルスブラからの苦情を受け、EFLは同クラブに意見陳述を求めている」

「EFL規則に基づき、サウサンプトンには通常、告発内容に対する回答期限として14日間が与えられる。しかし、本件の性質を考慮し、EFLは独立懲戒委員会に対し、回答期限を短縮し、可能な限り早期に聴聞会を開催するよう要請する」

 今回、サウサンプトンが問われているのは、キックオフの72時間前を切った時点での相手チームの練習へのスパイ行為を厳しく禁じている規則だ。この規則は2019年の「スパイゲート」事件を受けて導入されたものである。

 7年前、当時リーズを率いていたマルセロ・ビエルサ監督が、ダービー・カウンティの練習にスパイを送り込んだ。リーズは20万ポンド(約4200万円)の罰金を科されていた。

 サウサンプトンはクラブ公式サイトを通じて、「当クラブは、この一連の過程においてリーグに全面的に協力いたします。本件は現在も調査中であるため、現時点ではこれ以上のコメントは差し控えさせていただきます」と声明を発表している。