フライブルクは7日、ヨーロッパリーグ(EL)・準決勝セカンドレグでブラガを3-1で破った。この結果、2戦合計スコアは4-3となり、フライブルクのEL決勝進出が決定。試合後、フライブルクに所属する元ドイツ代表DFマティアス・ギンターが、ドイツメディア『RTL』を通して試合を振り返った。
フライブルクは敵地開催のファーストレグを1-2で落とし、逆転を目指してホームへ帰還した。試合は序盤の7分、相手最終ラインの背後へ抜け出したドイツ人FWヤン・ニクラス・ベステがファウルで止められ、倒したコートジボワール代表MFマリオ・ドルジュレスにレッドカードが提示。序盤にしてフライブルクが数的優位となると、10分にはゴール前のセカンドボールに反応したドイツ人DFルーカス・キュブラーが先制ゴールを記録する。
前半終盤の41分には、スイス代表MFヨハン・マンザンビが狙い澄ましたミドルシュートを叩き込み、フライブルクが2点をリードして後半へ折り返すと、72分にはセットプレーからキュブラーがヘディングシュートで自身2点目をマークし、フライブルクが勝利を手繰り寄せる。79分にはスペイン人FWパウ・ビクトルに1点を返されたものの、試合はこのままタイムアップを迎え、フライブルクがクラブ史上初のEL決勝進出を決めた。なお、日本代表MF鈴木唯人は、右鎖骨骨折の影響で欠場した。
センターバックの一角として同試合にフル出場したギンターは、「フライブルクにとっては本当に特別な出来事になった」と勝利の喜びを噛み締める。「今日1日、このスタジアムの雰囲気は信じられないほど素晴らしかったね。みんなのことを思うよ、今日成し遂げたことをとても喜ばしく思っているよ」と、熱狂的なホームスタジアムの雰囲気を作り出したファン・サポーターへの感謝も言葉にした。
今季のEL決勝は今月20日、トルコのイスタンブールに位置する『ボーダフォン・アリーナ』(※UEFA主催大会でのスタジアム名称は『ベシクタシュ・スタジアム』)にて開催。フライブルクとアストン・ヴィラが、初優勝を懸けて相まみえる。
同試合を前に、ギンターは「僕らはさらに前進しなければならない。残すは最後の一歩のみだからだ。その一歩を踏み出せることを願っている」と語る。ドイツ代表の一員としてFIFAワールドカップブラジル2014優勝も経験している32歳のベテランは、次のような言葉でここまでのELの戦いぶりを誇ったが、決勝での勝利に向けて意欲を燃やした。
「ここまで本当に長い道のりを歩んできた。そして今日、僕らはクラブ史上最も重要なホームゲームを勝利で終えることができた。次は、ホームゲームではない。クラブ史上最も重要な一戦だ。当たり前だが、僕らは勝つためにこの試合に臨む」
【ハイライト動画】フライブルクがEL決勝初進出!ホームを熱狂で包み込む