航空自衛隊が新たな「空の目」導入へ 胴体が2つある“異形の機体” 目標周辺まで飛行して情報を収集

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航空自衛隊は、防衛省の今年度予算に取得が盛り込まれた「目標情報収集用無人機」の新たなイメージ画像を公開しました。

「目標情報収集用無人機」4機を取得へ

 航空自衛隊はこのほど、今年度予算の主要事業に「目標情報収集用無人機」の取得を盛り込み、機体のイメージ画像も公開しました。

 防衛省は、敵が対応できない遠距離から攻撃を加えることが可能な、スタンド・オフ防衛能力の構築を進めています。

「目標情報収集用無人機」は、スタンド・オフ防衛能力の実効性を確保するために、目標周辺まで飛行して情報を収集する機体となります。攻撃能力はありませんが、スタンド・オフ兵器の運用に際しては不可欠となる機体です。1つの機体に2つの胴体がついた双胴機となっています。

 航空自衛隊は2024年5月、この無人機に関して三菱重工と契約し、2025年5月には試作機を用いて離着陸性能や飛行などに関する検証を実施しています。

 防衛省は今年度予算に、目標情報収集用無人機の取得などに要する費用として18億円を計上。4機を取得するほか、機体の整備や修理、輸送、教育訓練などを行うとしています。なお、概算要求の段階では20億円が計上されていましたが、18億円に減額となっています。