イランサッカー連盟会長、W杯での“安全”を求める「開催ホストはFIFAであり、トランプやアメリカではない」

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 イラン・イスラム共和国サッカー連盟(FFIRI)のメフディ・タージ会長が、来月に控えるFIFAワールドカップ2026出場について言及した。6日、イギリスメディア『BBC』が同会長のコメントを伝えている。

 FIFAワールドカップ2026アジア最終予選を突破したイラン代表は、本大会出場権を獲得した。しかし、2月下旬にアメリカ合衆国とイスラエルがイランに対して大規模な軍事作戦を実施したことにより中東情勢が緊迫。グループステージ全3試合をアメリカで行うイラン代表の出場は未だに不透明なものとなっている。

 さらに先月30日にカナダで開催された国際サッカー連盟(FIFA)の年次総会では、イランが欠席。タージ会長がカナダでテロ組織に指定されているイスラム革命防衛隊(IRGC)と関係があるされ、カナダへの入国が拒否された。それでも、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は「イランはアメリカ合衆国で試合を行うだろう」と語り、事あるごとにイランのワールドカップ出場を強調している。

 タージ会長は、ワールドカップにおけるイラン関係者について安全保証を求めており、「彼らが我々の体制の象徴、特に革命防衛隊を侮辱しないという保証が必要だ。これは彼らが真剣に取り組むべき問題だ。責任が明確であれば、カナダで起きたようなことは起こらないだろう」と語っている。

 イランは本大会で6月15日にニュージーランド代表、21日にベルギー代表とそれぞれロサンゼルスで対戦。その後、シアトルに移り、26日にエジプト代表との試合を控えている。

「我々はワールドカップに出場する。出場権を得たし、開催ホストはFIFAであり、トランプ大統領やアメリカではない」

「もし我々の受け入れを承諾するのであれば、我々の国に対していかなる形でも侮辱しないということも、受け入れて欲しい。そうでなければ、当然ながらカナダで起きたような状況、つまり我々が帰国せざるを得ない状況が再び生まれてしまう」

「我々が安心して現地へ向かうためには、保証が必要だ」