プレミアリーグ第35節が4日に行われ、チェルシーとノッティンガム・フォレストが対戦した。
リーグ5連敗中のチェルシーは、先月22日にリアム・ロシニアー前監督を解任。今季2度目の登板となったカラム・マクファーレン暫定監督の下で迎えたFAカップ準決勝ではリーズとの激闘を制し、決勝進出を決めた。対するノッティンガム・フォレストは、UEFAヨーロッパリーグ(EL)との2足の草鞋となるが、リーグ戦でも6戦負けなしと好調。残留へ向けて負けられない戦いが続く。
9位チェルシーは、18歳のジェシー・デリーがウイングで先発出場。リース・ジェームズとレヴィ・コルウィルもベンチに戻って来た。EL準決勝1stレグから中3日の16位ノッティンガム・フォレストは、2ndレグを見据えスタメン8名を入れ替えて『スタンフォード・ブリッジ』に乗り込む。
試合はいきなりアウェイのノッティンガム・フォレストが先制。右サイドでディラン・バクワがキックフェイントを駆使してDFマルク・ククレジャを交わすと、右足でクロス。中央で待ち構えていたタイウォ・アウォニイがヘディングシュートを決め切り、開始98秒でリードを奪う。
ビハインドを背負ったチェルシーはすぐさま攻勢に転じ、エンソ・フェルナンデスが放ったシュートはポストに直撃。しかし12分、チェルシーのDFマロ・ギュストがアウォニィのユニフォームを引っ張り、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入した結果、痛恨のPKを献上。これをイゴール・ジェズスが沈め、ノッティンガム・フォレストが早い時間帯で2点差に広げる。
チェルシーは右サイドに配置されたコール・パーマー、左サイドのデリーにボールを集め、ノッティンガム・フォレストの形成するブロックの攻略を目指す。前半の終盤、空中戦でデリーとザック・アボットの頭と頭が衝突し、両選手交代を余儀なくされる。チェルシーはこのプレーでPKを得るも、GKマッツ・セルスがパーマーのキックを読み切り、セーブに成功。チェルシーは1点差に迫るチャンスを生かすことはできない。
後半頭からチェルシーはコルウィルを投入。一方、ノッティンガム・フォレストは主軸のニコラ・ミレンコヴィッチ、エリオット・アンダーソン、モーガン・ギブス・ホワイトをピッチに送り込む。すると52分にノッティンガム・フォレストが大きな追加点をゲット。ギブス・ホワイトがエリア内に侵入すると、グラウンダーのクロス。走り込んだアウォニイは冷静にゴールへ流し込んだ。
60分過ぎにはGKロベルト・サンチェスとギブス・ホワイトが交錯し、ともに頭から出血。2人とも立ち上がったものの、交代を強いられることになる。迎えた73分、チェルシーはジョアン・ペドロがネットを揺らしたが、オフサイドと判定され、ゴールは無効。早い時間帯に1点でも返したいところだが、なかなか決定機までつなげることはできない。
敵陣でのプレーを続けるチェルシーは、後半アディショナルタイムに反撃のゴール。ギュストのクロスをククレジャが折り返すと、最後はジョアン・ペドロがアクロバティックなボレーシュートを沈める。その後もゴール前に迫り続けるチェルシーだったが、追加点を奪うことはできず、タイムアップの笛が鳴り響いた。
チェルシーは1-3で敗れ、リーグ戦6連敗で今季の6位以下が決定。ノッティンガム・フォレストは勝ち点を「42」に伸ばし、降格圏の18位ウェストハムとの勝ち点差を「6」に広げた。チェルシーは次戦、9日に敵地でリヴァプールと対戦。ノッティンガム・フォレストは7日にEL準決勝2ndレグでアストン・ヴィラと対戦した後、10日にニューカッスルとのリーグ戦を控えている。
【スコア】
チェルシー 1-3 ノッティンガム・フォレスト
【得点者】
0-1 2分 タイウォ・アウォニイ(N・フォレスト)
0-2 15分 イゴール・ジェズス(PK/N・フォレスト)
0-3 52分 タイウォ・アウォニイ(N・フォレスト)
1-3 90+3分 ジョアン・ペドロ(チェルシー)
【ゴール動画】N・フォレストが開始早々に先制点奪取