ラージョ・バジェカーノに所属する、アレモンことFWアレシャンドレ・ズラウスキが、4月30日のストラスブール戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
“元Jリーガー”が2試合連続で大仕事をやってのけた。ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)ノックアウトフェーズ・準決勝の1stレグが30日に行われ、ラージョ・バジェカーノはストラスブールと対戦。イシ・パラソンのコーナーキックに、ニアサイドでバックヘッド気味に合わせたアレモンのゴールが決勝点となり、1-0と先勝している。
この試合にワントップでスタメン出場したアレモンは現在28歳。そして、母国ブラジルでプロデビューした約1年後の2018年に京都サンガF.C.に加入した、“元Jリーガー”でもある。残念ながら、公式戦出場なしのまま半年後に日本を離れることになったのだが、2024-25シーズンには、オビエドで14得点を挙げるなど、25年ぶりのラ・リーガ昇格に大きく貢献するほどの点取り屋へと飛躍。そして今夏、ラージョ・バジェカーノに加入すると、先月26日の第32節レアル・ソシエダ戦では後半アディショナルタイムに劇的な同点ゴールを決め、貴重な勝ち点1をもたらしていたのだ。
ストラスブール戦後、2試合連続で“ヒーロー”となったアレモンは、「勝つことが重要だった。やるべきことはやったよ」と勝利を喜びつつ、「もっとゴールを決めることもできたと思うけど、結果はこうだ。手強い相手との準決勝で、厳しい試合だったし、2ndレグはさらに厳しいものになるだろう」とインタビューに応えた。だからこそ、「もっとゴールを決めるチャンスはあったのに、決められなかった」とチーム全体で計24本のシュートを放ちながらも、複数得点を取れなかったことを悔やんでいる。
マドリードの下町から、2000-01シーズンのUEFAカップ(ヨーロッパリーグの前身大会)以来2度目の欧州大会を旅するラージョ・バジェカーノ。レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードの陰に隠れるスモールクラブが、日の目を浴び始めたのと同時に、元Jリーガーことアレモンにも大舞台で名を轟かせるチャンスが巡ってきている。
準決勝2ndレグは7日。敵地での試合となるラージョ・バジェカーノは、欧州大会初制覇に王手をかけられるのだろうか。