北朝鮮に“西側の強力戦車がズラリ”なぜ? 新設記念館の展示物で戦闘参加の正当性をアピール

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北朝鮮の国営メディアである朝鮮中央通信は、2026年4月27日、金正恩総書記が出席し、「海外軍事作戦戦闘偉勲記念館」の竣工式が行われたと報じました。

結構な兵器が鹵獲されている

 北朝鮮の国営メディアである朝鮮中央通信は、2026年4月27日、金正恩総書記が出席し、「海外軍事作戦戦闘偉勲記念館」の竣工式が行われたと報じました。

 この記念館は、ロシア軍の援軍としてクルスク方面でウクライナ軍との戦闘に参加した将兵たちを称える施設です。

 2025年4月26日は、ロシアがウクライナからクルスクの奪還を宣言した日にあたり、その1周年にあたるこの日、金総書記をはじめとする北朝鮮高官、ロシア下院議長のバチェスラフ・ボロージン氏や、アンドレイ・ベロウソフ国防相らロシア連邦の公式代表団が列席する中、竣工式が行われました。

 館内には、同戦場で死傷した将兵の功績を称える碑や彫刻のほか、鹵獲兵器の展示も設けられています。展示には小火器やドローンに加え、軍用車両のスペースもあり、朝鮮中央通信が公開した写真からは、ドイツのレオパルト2A4戦車、マルダー歩兵戦闘車、アメリカのM1A1エイブラムス戦車、フランスのAMX-10RC装甲偵察車、VAB装甲兵員輸送車のほか、トルコ製キルピMRAPを含む耐地雷装甲車などが確認できます。

 式典では、金総書記が兵士の墓前に花を手向け、「抱いて戦ったその土に生はかぶされても守り抜いた偉大な名誉とともに、烈士らの魂は永遠であろう。立派なこの国の息子、将校、兵士たちに『海外軍事作戦戦闘偉勲記念館』というこの名誉の壇上を謹んで捧げる」との親筆を残したとのことです。