大阪でうなぎバター寿司を食す(コラム:口福三味)

大阪でうなぎバター寿司を食す




東京にはなぜ、うなぎの握りがないのか ラズウェルさんが訪れた大阪では、当たり前のようにあるうなぎの握り寿司。かたや、東京で見かけることはほぼありません。某大手回転寿司チェーンでも、関西にはあるものの、やはり東京にはなく。違う回転寿司店でようやく、うなぎの握りを見かけたことがある程度です。理由は、江戸前寿司は、海の魚をネタに握るため、川魚を使わないからだそうです。
うなぎバターだけではない、寿司の変わりネタ うなぎバターもかなり珍しいネタですが、世の中には負けず劣らず変わりネタが存在しています。その多くは回転寿司に見られるのではないでしょうか。特に多いのがサーモン絡み。炙りやチーズの組み合わせに、果てはカルパッチョ風まで。今やなくてはならないバイプレーヤーです。最近は、肉寿司なるものも出てきました。まだまだ変わりネタは広がりそうです。
超簡単ラズウェル流おつまみレシピ【焼きナスバターご飯】 うなぎはやっぱり手が出しづらいというときに、ナスを使ってお安くできるバターご飯です。
①グリル、または焼網で、皮が真っ黒になるまでナスを焼く。

②熱いうちに、ナスの皮を剝き、タテにいくつかに裂いてから二つに切る。

③小鍋に、酒、みりん、醤油を煮立て、あればうなぎのタレも加える。

④ナスを投入してタレを煮絡める。

⑤熱々ご飯にバターを溶かして、小鍋のタレを少々垂らし、よくまぜる。

⑥ナスをご飯にのせて、山椒をふれば完成!


▲うなぎに比べると、さすがにバターの味が勝っていますが、気分は味わえます。山椒の代わりに黒コショウもおすすめ。
今回訪問したお店 【じねん鰻谷南通り店】 大阪市中央区東心斎橋1-8-26
[TEL]06-6244-4111 
[営業時間]11時〜翌4時
[休日]無休
[交通アクセス]地下鉄御堂筋線心斎橋駅6番出口から徒歩5分
1996年の創業以降、大阪市内に4店舗展開。ボリュームのある寿司は、価格もリーズナブル。翌4時まで営業しているのもうれしいポイントだ。名物「うなぎバター」(2貫/486円)は、うなぎに何があうか試食し、一番美味しかった組み合わせ。他には、マヨネーズなども試したそう。

作者:ラズウェル細木 山形県米沢市出身の漫画家。旨い食と酒を求めて庶民目線で描いた漫画や著作が人気。代表作に『酒のほそ道』(日本文芸社)など
2015年11月号発売時点の情報です。

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