マンチェスター・ユナイテッドのマイケル・キャリック監督が自身の去就に関して焦っていないことを強調している。スポーツメディア『ESPN』が伝えている。
今年1月にルベン・アモリム前監督の解任を受け、今季終了までの契約で古巣マンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任したキャリック監督。就任以降はプレミアリーグ12試合を指揮し、8勝2分け2敗の好成績に導きチームはチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の3位に位置している。
最終的にCL出場権の有無が重要視されるところではあるものの、ここまでの手腕を鑑みれば来季以降も正指揮官として指揮を執る資格は十分にあるが、現時点でも去就は不透明。
27日に行われるプレミアリーグ次節ブレントフォード戦に向けた公式会見に出席したキャリック監督は、改めて古巣での指揮を楽しんでいると語った。
「何度も言ってきたことだが、私はここにいることを楽しんでいるし、今の役割を楽しんでいる」
「良い結果も出ているし、まずまずの状態だ。まだまだ改善の余地はあるが、目指すべきレベルもいくつかある。どうなるか見てみよう」
「毎週同じことを言っているが、これ以上は言えない。今の立場にいられることは光栄だし、与えられた責任を全うして充実感を感じている」
続けて自身の去就がいつ決定的になるかとの質問に対しては「正直に言って、よくわからない」と返答。だが、個人的に焦っていないことを強調している。
「期限を追っているわけではない。はっきりするべき時が来れば、自然にわかると思う」
「今はチームを助け、クラブが結果を出せるようにするためにここにいる。今のところ、順調だ。我々は努力を続け、より良くなることができる。だから、本当に今はそれだけに集中している」
また、同会見ではキャリック監督の友人であり、2019年から2021年までの期間に監督とコーチとして共闘したオーレ・グンナー・スールシャール氏に関する質問も飛んだ。
マンチェスター・ユナイテッドの首脳陣が暫定指揮官を正指揮官に迎えることに慎重な理由として、スールシャール体制での失敗が教訓になっているとの見方もある。
だが、キャリック監督はそうした議論に何の関連性も価値もないと自身の見解を示している。
「彼には最大限の敬意を払っている。私の親友で、私がユナイテッドにいた頃は彼と密接に仕事をしていた。だから、とても思い入れがあるし、多くの良いことを成し遂げたと思っている」
「我々はあと一歩のところまで行ったが、最終的には状況が変わって、違う方向へ進んでしまったが、それがサッカーというものだ」
「監督やコーチ、チームなど、長年にわたって様々な状況を比較することはできるが、比較対象によって変わってくる。だが、実際には関係ないものだ。良いとも悪いとも言えないし、そもそも何の関連性もない」
「今はもう違うチームだ。私が監督だろうと、誰が指揮を執っていようと関係ない。チームも時代も変わったし、比較しても意味がないと思う」