インテルのクリスティアン・キヴ監督が、難敵コモ相手の2試合連続の逆転劇に大興奮だ。
コッパ・イタリア準決勝セカンドレグが21日に行われ、インテルとコモが対戦した。
セリエAで首位と5位に位置するインテルとコモによるコッパ決勝進出を懸けた第2戦。先月3日に行われたコモホームでのファーストレグを0-0のドローで終えていた中、インテルホームでの開催となったセカンドレグで決着を目指した。
試合はインテルが4-3の逆転勝利を収めた今月12日のリーグ戦同様にコモが後半立ち上がりまでに2点を先行する展開となった。
しかし、60分にルーマニア人指揮官が投入したMFペタル・スチッチが劣勢の展開を大きく変えるゲームチェンジャーとなった。
69分と86分にスチッチはMFハカン・チャルハノールの2ゴールを見事にお膳立てすると、2戦合計スコアでタイに戻した直後の89分にはチャルハノールのお返しのアシストから逆転ゴールを決め、2点差を引っくり返す3-2の逆転勝利に大きく貢献。この結果、チームはコッパ・イタリア決勝進出を決めた。
同試合後、イタリアメディア『スポーツ・メディアセット』のインタビューに応じたキヴ監督は、「10日間で0-2の劣勢から2度もコモ相手に逆転できるのは、パッツァ(クレイジーな)・インテルだけだ」と興奮気味に語った。
「コモの戦術は把握していたし、イタリア屈指の守備力を誇る相手から多くのゴールを奪うことができた。選手たちはインテルの勝利を心から願っていて、逆転のためにここまで必死に戦ってくれた」
また、スチッチだけでなく途中出場で存在感を放ったMFアンディ・ディウフやFWフランチェスコ・ピーオ・エスポジトら交代選手の活躍を称賛。
「シーズン開幕から素晴らしいパフォーマンスを見せてきた選手たちが揃っているので、いざという時には実力を発揮してくれるだろう」
「今日ベンチから出場した選手たちは、状況を理解し、何をすべきかを把握していた。ディウフ、スチッチ、ピーオ・エスポジトはそれぞれの役割を果たし、勇気を示してくれた。このチームは、最後まで戦い抜くことを目指している」
この劇的な勝利によってコッパ決勝進出を決めたインテルは、準決勝のもう1試合のラツィオかアタランタの勝者と対戦することになるが、首位独走のセリエAとともにシーズン2冠達成が期待されるところだ。
キヴ監督も「我々は努力を重ねてこの地位を築き、夢を抱き、セリエAとコッパ・イタリアのタイトル獲得という目標を達成できる位置につけた」と、ここまでの歩みに満足感を示しつつ、2冠達成への意欲を示している。