出所後に強盗致傷容疑、男2人逮捕=10件近い同種事件に関与か―性的被害も・神奈川県警

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 横浜市神奈川区のマンションで、住人の20代女性に暴行を加え、財布などを奪ったとして、神奈川県警が強盗致傷容疑などで、いずれも住所不定、職業不詳の村上賢(45)と梶幸男(41)両容疑者を逮捕したことが21日、捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者などによると、2人はそれぞれ強盗などの罪で服役し、今年に入って出所したばかりだった。
 横浜市と東京都練馬区、世田谷区などでは先月末以降、2人組の男が住宅に侵入し、刃物で脅して金を奪う事件などが10件近く発生。性的暴行を加えられたケースもあるといい、県警と警視庁は、2人が関与した可能性があるとみて調べている。
 逮捕容疑は1日午後8時半ごろ、神奈川区のマンション一室にベランダから侵入。帰宅した会社員の20代女性に刃物のようなものを示し、顔を殴って軽傷を負わせ財布を奪うなどした疑い。
 梶容疑者は2006年、女性宅に侵入し、刃物を突き付けてキャッシュカードを奪ったり、性的暴行を加えたりしたとして、強盗や強盗強姦(ごうかん)などの容疑で警視庁や神奈川県警に逮捕され、懲役18年の実刑判決を受けた。村上容疑者も複数の女性に対する強姦致傷や強盗強姦未遂などの容疑で07年に北海道警に逮捕され、懲役19年の判決を受けた。
 2人は山形刑務所(山形市)で服役中に知り合ったとみられ、それぞれ模範囚として刑期が短縮され、今年に入って出所。都内の同じ会社に就職したが、3月末以降、相次いで出社しなくなり、行方が分からなくなっていた。
 横浜市と練馬区、世田谷区などで先月から相次ぐ事件で、男らは無施錠の玄関から侵入したり、住人の後をつけてマンションのオートロックをすり抜けたりしており、警察は注意を呼び掛けている。 
〔写真説明〕神奈川県警神奈川署に入る村上賢容疑者(左)=16日、横浜市神奈川区