ウクライナ保安庁は2026年4月17日、ルハンシク近郊で敵の燃料輸送列車を破壊したと発表しました。
戦術ドローンを使用か?
ウクライナ保安庁は2026年4月17日、ルハンシク近郊で敵の燃料輸送列車を破壊したと発表しました。
この攻撃は、保安庁とウクライナ軍第1独立無人システム部隊による共同作戦だったとされています。
保安庁の偵察活動により、ルハンシク近郊の鉄道駅でロシア軍の装備を支えるための燃料を積んだ貨物列車が集積されていることを確認し、これに対して攻撃を実施したとのことです。
攻撃に使用されたのは「FP-2」と呼ばれる自爆型ドローンです。FPV(一人称視点)ドローンの一種ですが、100kg超の大型弾頭を搭載可能で、射程も約200kmとFPVドローンとしては長く、ウクライナ軍はこれを戦術ドローンと位置付けています。同兵器については、カタールやアラブ首長国連邦(UAE)などの中東諸国が関心を寄せているとの報道もあります。
このように、長期化するロシア軍との戦闘により、ウクライナ軍は前線から遠く離れた目標に対してドローンやミサイルによる攻撃手段を拡充させてきました。しかし、到着や移動のタイミングが不規則な燃料や弾薬などの輸送列車を破壊することは容易ではありません。
そのため、諜報活動の重要性が非常に高まっており、今回の攻撃では諜報力に優れる保安庁がウクライナ軍を支援する形となっています。作戦の成功を受け、保安庁は「石油製品を積んだタンク車が破壊され、また前線への資源供給に使用されていた鉄道インフラにも重大な損害が与えられた」と発表しています。
【動画】次々と…燃料タンクが吹き飛ぶ! これが、列車攻撃の様子です