「今はつらいが、立ち上がらなければ」 落胆の国王杯決勝を経て、M・ジョレンテが見据えるモノ

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 アトレティコ・マドリードは18日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝でレアル・ソシエダと対戦。2-2で突入したPK戦を3-4で落とし、あと一歩のところでタイトルを逃した。試合後、スペインメディア『マルカ』が、アトレティコ・マドリードに所属するスペイン代表MFマルコス・ジョレンテの声を届けた。

 試合はキックオフから約14秒後に同代表FWアンデル・バレネチェアに先制点を許したが、アトレティコ・マドリードも序盤のうちに反撃し、18分にはナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマンの左足シュートでタイスコアに戻す。前半アディショナルタイムにスペイン代表FWミケル・オヤルサバルがPKを決められると、1点ビハインドのまま時計の針が進んだが、83分にはアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが強烈なシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。

 延長戦の30分間では決着がつかず、試合はPK戦に突入。アトレティコ・マドリードはPKキッカー1人目のノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロート、2人目のアルバレスのシュートがスペイン人GKウナイ・マレロに止められ、最終的には3-4と敗北。13年ぶりのコパ・デル・レイ優勝を逃していた。

 同試合に先発出場し、延長前半途中までプレーしたM・ジョレンテは、「試合の立ち上がりが悪く、前半を無駄にしてしまった。こういう試合では、その後に挽回をするのは非常難しい。ただし、後半の僕らは別物で、より良いプレーができた。PK戦になれば何が起こるかわからないが、今回は彼らが勝ち取った」と試合を総括。アトレティコ・マドリードに欠けていたものを、次のような言葉で指摘した。

「チャンスを決めきることができなかった。僕らには決定的なチャンスが2〜3回あり、それらをゴールに沈めていれば、また異なる試合になっていた。こういう試合では、決定力がないとPK戦になる。PK戦では、何が起こるかわからない。相手はPK戦を非常にうまくスタートさせ、勝利を掴んだ。それ以外に言いようがない」

 13年ぶりの戴冠を逃し、M・ジョレンテは「ここセビリアまで来てくれたファンのみなさんのことを思うと、本当に悔しい」と落胆の言葉を絞り出す。ただし、アトレティコ・マドリードのシーズンはまだ終わっていない。ラ・リーガの優勝可能性は既に消滅したが、チャンピオンズリーグ(CL)では、バルセロナを破って準決勝に駒を進めている。

「まだ僕らにはCLが残っている。素晴らしい一戦が待ち受けているんだ」と語ったM・ジョレンテは、コパ・デル・レイ決勝の悔しさを糧に、“欧州最高峰の戦い”でのリベンジを誓った。

「人生もサッカーも、常に勝てるわけじゃない。ただし、負けてしまっても、僕らにはすぐに次の試合が待っている。物事を深く考える時間なんてない。今はつらいが、立ち上がらなければならない。ここからが本番だ」

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