鈴木唯人に引導を渡されたセルタ…契約延長保留の“王様”アスパスは「今夜が最後の欧州大会か? まだ分からない」

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 セルタに所属する主将FWイアゴ・アスパスが、16日のフライブルク戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 9年ぶりにヨーロッパリーグ(EL)に出場するセルタは、クラウディオ・ヒラルデス監督が率いるカンテラーノを中心としたチームで、ノックアウトフェーズのラウンド8にまで進出。しかし、フライブルクとの1stレグを0-3で落とすと、16日に本拠地『バライードス』で行われた2ndレグでは鈴木唯人にドブレーテで引導を渡され、またしても3失点。最後にヴィリオット・スウェドベリが1点を返したものの、2戦合計スコア1-6で敗退となった。

 試合後、インタビューに応じたアスパスは、「彼らはとても効果的だった。僕たちも2、3回チャンスを作ったけど、決めきれなかったのに対して、相手は最初のチャンスで素晴らしいゴールを決めてみせた。彼らの方が優れていた」と完敗を認めた。

 2016-17シーズンを最後に、欧州大会から遠ざかっていたセルタ。その間、何度も残留争いを強いられる苦難も経験したアスパスは、「欧州の舞台に戻るまで200試合以上かかってしまった。でも次は、これほど長く待たずにバライードスで欧州カップ戦を楽しめることを願っている」と披瀝。実際、ラ・リーガ第31節終了時点で6位と欧州大会出場圏内につけている現状について、「その機会は、来週末(今週末は国王杯決勝のためリーグ戦はお休み)から訪れる。残り7試合を思いっきり楽しんで、自分たちの持ち味であるワクワクするようなスタイルで、欧州の舞台で再び戦える喜びを味わいたい」と意気込みを示しつつ、直近の公式戦5試合で1勝4敗、計15失点…と明らかな改善点を前に「日曜からトレーニングが再開する。これまで通り取り組み、うまくいっていない部分は改善しないとね。勝利の道に戻り、再び欧州の舞台に立つために戦い続ける」と意欲を燃やした。

 そして当然、来シーズンの欧州大会出場権獲得が目標と口にすれば、自身の去就に関する質問が飛ぶのも明白だった。「クラブからあと1年続けてほしいと伝えられたよ。だから僕は、もう少し時間をくれと頼んだ」と現役引退も視野に入れている“セルタの王様”は、「今夜が最後の欧州大会か? まだ分からないよ。今はピッチ上で楽しむことに専念したい。これから何が起こるかは、そのときになってみないとね」と明言を避けている。

 ELでの旅は、ラウンド8で一区切りとなったセルタ。ここ数試合は不調に陥っているなかで迎える次戦がバルセロナとの対戦となるが、最終盤に弾みをつける手応えを掴みたいところだ。