アメリカ海軍は2026年4月11日、最新鋭のミサイル駆逐艦「ハーヴェイ・C・バーナム・ジュニア」を就役させました。艦名は、ベトナム戦争での功績により名誉勲章を受章した海兵隊の英雄にちなんでいます。
名誉勲章の受章者が艦名に
アメリカ海軍は2026年4月11日、バージニア州にあるノーフォーク海軍基地において最新鋭のミサイル駆逐艦「ハーヴェイ・C・バーナム・ジュニア」就役式典を実施しました。
同艦はアーレイ・バーク級イージス駆逐艦の74番艦として建造された船で、原型、いわゆるフライトIといわれる初期建造艦と比べて、多くの改良が施されたフライトIIAと呼ばれるタイプに属します。イージスシステムは最新型の「ベースライン9」を搭載、優れた艦隊防空能力以外にも弾道ミサイル対処能力が向上しているのが特徴です。
艦名は、退役海兵隊大佐のハーヴェイ・C・バーナム・ジュニア氏にちなんでいます。バーナム氏はベトナム戦争中の1965(昭和40年)年、中尉としての戦功により名誉勲章を受章しています。
なお、アーレイ・バーク級フライトIIAに関しては、現在艤装が進められている「パトリック・ギャラガー」(アーレイ・バーク級の75番艦)で最終番艦となり、その後は同級の最新鋭バージョンであるフライトIIIの建造が進められることになります。フライトIIIでは、最新鋭の艦載対空レーダーであるSPY-6(V)1が搭載され、対空目標の捜索範囲と探知精度が大幅に向上するほか、イージス・システムも最新の「ベースライン10」が搭載されます。