マンチェスター・ユナイテッドに所属するアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスの退場判定が物議を醸している。
プレミアリーグ第32節が現地時間13日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドは本拠地『オールド・トラッフォード』でリーズと対戦した。ノア・オカフォーにネットを揺らされて前半を2点ビハインドで終えると、後半開始早々の54分にL・マルティネスが退場。数的不利の中、69分にカゼミーロが1点を返したが追い付くことはできず、1-2で競り負けた。
マンチェスター・ユナイテッドにとって痛手だったのが、L・マルティネスの一発退場。ドミニク・カルヴァート・ルーウィンと競り合った場面をめぐり、ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)が介入すると、ポール・ティアニー主審はオンフィールドレビューを経てレッドカードを提示した。その際、場内に向けて「検証の結果、マンチェスター・ユナイテッドの6番は髪を引っ張るという暴力行為を犯した。最終判断はレッドカードだ」と判定理由を説明している。
しかし、マンチェスター・ユナイテッドを率いるマイケル・キャリック暫定監督はこの判定に憤慨している。試合後、イギリスメディア『スカイスポーツ』に対して「髪を引っ張ったわけでも攻撃的な行為をしたわけでもない。ただ触れただけで退場だ。しかも、明らかな誤審として判定が覆されたことが何よりも最悪なことだ。信じられない」と前置きしつつ、次のように言葉を続けた。
「彼(C・ルーウィン)はバランスを崩し、髪の毛の後ろに軽く触れただけでヘアゴムが外れた。まるでどんな状況だったのか私にはさっぱり分からない。2試合連続で不利な判定を受けることになったが、私がこれまで見た中でも最悪の判定の一つだった」
また、キャプテンを務めるポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスは「審判については何も言えない。もし、何かを言ったとしたら大変なことになってしまうだろう。ルールや適用方法は人によって異なる。イエローカードの基準の違いを見ればそのことは明らかだろう。何も言わない方が良い」とコメントしている。
なお、マンチェスター・ユナイテッドが『オールド・トラッフォード』で開催されたリーズとのリーグ戦で敗れたのは1981年以来45年ぶりのこと。また、今回の敗戦はキャリック暫定体制でのホーム初黒星となっている。
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