マジョルカのラ・リーガ最多得点記録保持者が22年ぶりに更新、エトー氏の記録を塗り替えたのは…

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 マジョルカに所属するコソボ代表FWヴェダト・ムリキが、クラブの新たな金字塔を打ち立てた。

 ラ・リーガ第31節が12日に行われ、マジョルカはホームにラージョ・バジェカーノを迎えた。試合は36分、マジョルカの左コーナーキックをポルトガル代表MFサム・コスタが頭で逸らし、最後はムリキが押し込んで先制に成功。続く40分には、カウンターの流れからムリキがボレーシュートを沈めて2点をリード。後半に入った65分にはU-21スペイン代表FWジャン・ビルジリにもゴールが生まれ、マジョルカは3-0で快勝していた。

 ムリキはラージョ・バジェカーノ戦の2点目で、ラ・リーガ通算55得点を達成した。これらのゴールはすべてマジョルカの選手として挙げたもの。スペインメディア『マルカ』によると、これはマジョルカの選手が“プリメーラ”(1部)通算で奪った最多ゴールになったという。これまでの最多記録保持者は、1999-2000シーズン途中から2003-04シーズンまでマジョルカでプレーし、後にバルセロナやインテルなどのビッグクラブでも活躍した元カメルーン代表FWサミュエル・エトー氏。その記録は54ゴールだった。

 試合後、ムリキは「自分自身をとても誇りに思っているが、ここで立ち止まりたくない」とさらなる進化へ力を込める。今シーズンのみに限定しても、ムリキはここまでのラ・リーガ30試合に出場して21得点をマーク。ラ・リーガの得点ランキングで首位に立つレアル・マドリードのフランス代表FWキリアン・エンバペとのゴール差はわずかに2しか離れていない。「この美しい島に到着して以来、まるで家にいるように感じているんだ」と、マジョルカへの愛着を口にしたストライカーの視線の先には、既に新たな目標がある。

 なお、偉業を達成したストライカーに対して、本拠地『エスタディ・デ・ソン・モイクス』に駆けつけたファン・サポーターからは「ムリキにバロンドールを!」との言葉が届けられた。ムリキは笑顔を見せながら「君たちはクレイジーだね」と返しており、両者の強い結び付きも感じられた。

 今シーズン、マジョルカはここまで9勝7分15敗の成績で勝ち点「34」を獲得し、現在は15位につけている。一時は降格圏に沈んでいたが、前節はレアル・マドリードを2-1で撃破し、今節は今季初の連勝を飾ったことで、順位は15位まで浮上した。降格圏の18位につけるエルチェとは勝ち点差が2で、依然として気を抜けない状況が続くが、歴史に名を刻んだストライカーが今後も得点を量産すれば、マジョルカは6シーズン連続で“プリメーラ”に身を置くことができるはずだ。

【ハイライト動画】ムリキの2ゴールでマジョルカが今季初の連勝!