富山県の高岡市と射水市を走る第三セクター鉄道の万葉線は、欧州製の部品が使用されている現行の低床車両「アイトラム」の代替として新型車両を導入します。
現行の低床車両「アイトラム」全車両を順次更新
富山県の高岡市と射水市を走る第三セクター鉄道の万葉線は2026年4月10日、新型車両の導入を決定したと発表し、車両のイメージパースを公開しました。
新型車両は、2004年に営業運転を開始した現行の低床車両「アイトラム」の全車を順次更新します。欧州製の部品が使用されている「アイトラム」は、経年による高額部品の交換や、IC回路部品の製造終了などに伴い、部品調達や車両維持費用の面で課題を抱えているといいます。
新型車両は3車体連接車(3両1編成)で、アルナ車両が製造を担当。純国産の100%低床車両として、既存のスタンダードな技術を採用して走行安定性やメンテナンス性を向上させるとしています。
車内は通路幅が約9cm拡大し、車内における移動が円滑化になるほか、足元空間を広げたロングシートの拡充、一人当たりの座席幅を確保したクロスシートにより居住性も向上します。
投資額は約19.2億円。2027年度に2編成、2029~2032年度に毎年1編成、計6編成が導入予定です。万葉線では、1960年代に導入されたデ7070形も活躍していますが、後から導入された低床車両である「アイトラム」が先に置き換えられることになります。