インドネシア軍は2026年4月8日、国籍不明の無人潜水艇が持ち込まれたと発表した。
謎の潜水艇 運用先はどこなのか?
インドネシア軍は2026年4月8日、国籍不明の無人潜水艇が持ち込まれたと発表した。
この潜水艇は、西ヌサ・トゥンガラ州で、漁師の通報を受けた地元警察が確認した不審物です。
不審物はギリ・トラワンガン沖の海峡海域に浮かんでいました。全長は約3.6mで魚雷のような形状をしていたため、州警察機動旅団の爆発物処理班が急行し調査を実施。その結果、爆発物や放射性物質は検出されなかったことから、詳細な分析のためインドネシア海軍本部へ移送されました。
詳細な調査結果は明らかにされていないものの、形状や装備から、この物体は無人潜水艇と断定されています。
また地元メディアは、警察の初期調査により、中国最大級の国有造船グループである中国船舶工業集団(CSIC)が開発した無人潜水艇である可能性が高いと報じています。
一部報道機関が公開した画像では、CSICの表記や、中国語で「研制(日本語では研究または試作)」との表記が確認されており、複数のケーブルやセンサー、海洋観測機器を収めた上部ハッチの存在も確認できます。
中国製の無人潜水艇は近年、他の東南アジア諸国でも目撃例や捕獲例が報告されており、中国が戦略的な海路の地図作成や外国海軍の活動監視のために運用しているのではないかとの懸念が高まっています。