神戸が4連勝を飾りACLEへ、名古屋とのシーソーゲームを制す…後半ATにはトゥーレルが救急車で搬送

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 明治安田J1百年構想リーグ・地域リーグラウンドWEST第10節が11日に行われ、ヴィッセル神戸と名古屋グランパスが対戦した。

 神戸はここまで消化試合数が1つ多いものの、勝ち点「22」を積み上げて、地域リーグラウンドWESTで首位を走る。対する名古屋は、勝ち点「16」を獲得して4位に位置。リーグ後半戦、上位争いを盛り上げそうな2チームが相まみえた。

 試合の均衡が破れたのは27分。永戸勝也からのパスを佐々木大樹が方向を変えると、ボックス内のスペースに走り込んできた酒井高徳が右足シュートを突き刺し、神戸が先手を取る。

 それでも、直後の29分には名古屋が反撃。左サイド深い位置に侵入した中山克広が酒井をかわしてクロスボールを上げると、ゴール前で高く跳んだ木村勇大がヘディングシュートを叩き込む。前半はこのまま1-1で終了した。

 後半に入ると、立ち上がりの52分に試合が動く。ペナルティエリア手前で顔を上げた森島司が、迷いなく右足を振り抜くと、狙い澄ましたミドルシュートがゴールに吸い込まれ、名古屋が逆転に成功する。

 だが、神戸も簡単には引き下がらない。68分、神戸のGK前川黛也が敵陣へロングボールを蹴り込むと、稲垣祥の処理が中途半端になった隙を佐々木大樹が見逃さない。飛び出してきたGKシュミット・ダニエルに倒され、神戸にPKが与えられた。キッカーを務めた佐々木は冷静にゴール左下にシュートを沈め、再び試合は振り出しに戻った。

 さらに、神戸は79分に大迫勇也とジェアン・パトリッキを投入すると、この2人が絡んで勝ち越しゴールをゲット。ペナルティエリア手前右寄りの位置でボールを持った大迫が、左足で浮き球のボールを送ると、ジェアン・パトリッキが折り返し、最後は武藤嘉紀がヘディングでゴールネットを揺らす。途中出場した2人が格の違いを見せつけ、神戸が再び前に出た。

 このまま後半アディショナルタイムに入ると、神戸側に予期せぬアクシデントが発生。自陣後方でGK前川とマテウス・トゥーレルが頭部を激しく接触。前川は担架に乗せられて運び出され、トゥーレルは救急車によって搬送された。試合は15分間ほど中断されており、両者の状態が心配される。

 試合はこのままタイムアップ。神戸は4連勝を飾り、名古屋は第6節神戸戦(●0-3)以来、4試合ぶりに90分間での黒星を喫した。

 この後、神戸はAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)・ファイナルズに出場するため、サウジアラビアへ向かう。一方で、名古屋は19日、次節のリーグ戦でアビスパ福岡をホームに迎える。

【スコア】
ヴィッセル神戸 3-2 名古屋グランパス

【得点者】
1-0 27分 酒井高徳(ヴィッセル神戸)
1-1 29分 木村勇大(名古屋グランパス)
1-2 52分 森島司(名古屋グランパス)
2-2 68分 佐々木大樹(PK/ヴィッセル神戸)
3-2 81分 武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)

【ゴール動画】撃ち合いを制したのは神戸