関税還付手続き、20日開始=新システム稼働へ―米政府

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 【ワシントン時事】米税関・国境警備局(CBP)は10日、相互関税などの還付手続きを20日に開始すると発表した。巨額の還付処理に時間がかかるとして、構築を進める新たなシステムを稼働する。
 米国では輸入時に企業側が暫定的な関税額を支払い、314日以内に最終的な額が確定する仕組みで、未確定分は約2010万件に上る。CBPは第1段階として、未確定分と確定後80日以内の申請について対応すると明かした。
 国際貿易裁判所は3月、還付を命じる判断を下した。既に徴収された関税は約1660億ドル(約26兆円)。日本企業を含め、還付を求める訴訟が相次いでいる。
 CBPは貿易裁への提出書類で、33万以上の輸入企業が申請した通関手続きは5300万件を超えると説明。このうち約6割の申請から処理を開始する考えを示し、還付まで最大45日かかるとしていた。
 貿易裁は未確定分を確定するよう求めるとともに、確定後の申請についても還付するよう命じている。