護衛艦「ゆうべつ」が、もがみ型護衛艦として初めて函館どつく第1ドックに入渠しました。
新鋭護衛艦「ゆうべつ」の珍しい映像が公開
海上自衛隊・水上艦隊は2026年4月8日、護衛艦「ゆうべつ」が、もがみ型護衛艦として初めて函館どつく第1ドックに入渠したと発表し、その様子を映像で公開しました。
もがみ型は多機能護衛艦(FFM)という艦種で、従来の護衛艦と比べて船体のコンパクト化や省人化が図られ、これまで掃海艦艇が担ってきた対機雷戦能力も付与されているのが特徴です。
「ゆうべつ」は、もがみ型護衛艦の8番艦として2025年6月に就役し、本州最北端に位置する青森県の大湊基地に配備されています。艦名は北海道を流れる湧別川に由来します。
もがみ型で初期に進水した艦は垂直発射装置(VLS)が後日装備とされていますが、7番艦「によど」以降は就役時から垂直発射装置を搭載しています。
公開された映像は、「ゆうべつ」が函館どつく第1ドックに入渠する様子を艦橋からの視点で捉えたものです。函館どつく関係者と乗員により、安全な入渠作業になったとしています。
ちなみに、「ゆうべつ」が母港とする大湊基地には、旧日本海軍の遺産を引き継ぐ形で、海上自衛隊で唯一の自前ドックとなる「1万トンドック」が併設されています。ただ常設クレーンがなく、大型艦船の検査や修理が他地区で行われることも多いため、地元のむつ市は常設クレーンの設置を要望しています。
【映像】珍しいアングル!これが最新鋭の護衛艦「ゆうべつ」がドック入りする様子です